Photo: Big Brother Recordings

ノエル・ギャラガーはオアシスの再結成公演でセットリストを変えるかどうかについて、その意向が明らかになっている。

ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーは7月4日・5日に行われたカーディフ公演から再結成公演をスタートさせている。

それ以降、オアシスは故郷マンチェスターのヒートン・パークで5公演を行ったほか、ロンドンのウェンブリー・スタジアム、エディンバラのマレーフィールド・スタジアム、ダブリンのクローク・パークで公演を行っている。

これまで行われた公演はまったく同じ23曲のセットリストとなっており、ほとんどがノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーが90年代に発表した楽曲となっている。

ファンからはツアーが進むにつれてセットリストに変更が加えられることを期待しており、“Lyla”や“Columbia”、“The Importance Of Being Idle”、“Stop Crying Your Heart Out”といった楽曲が演奏されていないことにファンからは声が上がっている。

トロント公演のプロモーション映像で“Lyla”が使われていたことから北米公演からはセットリストに変更が加えられる可能性も噂されたが、トロント公演初日は引き続きまったく同じセットリストが披露されている。

今回、ノエル・ギャラガーの近い友人であるマット・モーガンはポッドキャストでセットリストに関するノエル・ギャラガーの意向について語っている。

「同じセットリストでやっているなんて狂っているよね」とマット・モーガンは語っている。「少しは変えると思っていたんだ。『入れ替えたりはしないの?』とノエル・ギャラガーには言ったんだ。彼は『あれがいいんだよ』と言っていてね。彼は自分の立ち位置を分かっている。見事にやっているよ」

マット・モーガンはウェンブリー・スタジアム公演の後にノエル・ギャラガーと話をしたことも明かしている。「楽しそうだったね」

「金曜日は会えなかったんだ。すぐ帰ってしまったからね。でも、土曜日は次の日にライヴがなかったから、すこしゆっくりして、彼は本当に満足している感じだった」

マット・モーガンは次のように続けている。「去年はいろんなことを話してきたけど、セットリストをどうするかに対する考え方は変わったみたいだね。うまく行っているし、いい感じだと思った。彼も満足している様子だった」

「ノエル・ギャラガーはステージでも本当に楽しそうだよね。つらい感じがまったくないんだ」とマット・モーガンは続け、再結成公演について「素晴らしいし、今後もそれは続いていくはずだよ」と語っている。「今のところ、調子はまったく問題なさそうだし、それは続いていくだろうね」

先日、ノエル・ギャラガーはカーディフ公演で16年ぶりにオアシスとしてステージに立った心境について語っている。「自分個人としては、これからやることを甘く見ていたね。5分も経ったら、楽屋に戻って、もう一度やり直せないかなと思っていたね」

「これまでもスタジアムとかでやったことはあるけど、正直に言うと、2曲目の途中で足が震えていたんだ。すごかったね。本当に驚いたよ」

「ボーンヘッドやリアムと一緒になって、もう一度やることができてよかったよ。すべてが終わってから、腰を据えて振り返ることになると思うけど、リアムとバンドに戻れたことは素晴らしかったね。あいつがどれだけ面白い奴か、忘れていたよ」

オアシスの北米公演は今後、シカゴ、イースト・ラザフォード、パサデナ、メキシコ・シティと続き、9月後半にはロンドンのウェンブリー・スタジアムで2公演を行う予定となっている。その後、オアシスの再結成公演は南米、オーストラリア、韓国、日本でも公演が行われることが発表されている。41公演に及ぶ2025年の公演は11月23日にサンパウロで行われる公演で締めくくられる。

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