
Photo: Big Brother Recordings and Andy Ford for NME
リチャード・アシュクロフトはオアシスの再結成公演でリアム・ギャラガーとはステージの上でしか会わなかったと語っている。
ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーは7月4日・5日に行われたカーディフ公演から再結成公演をスタートさせており、リチャード・アシュクロフトはUK&アイルランド・ツアーでサポート・アクトを務めている。
リチャード・アシュクロフトはキャストと共にマンチェスターのヒートン・パーク、ロンドンのウェンブリー・スタジアム、エディンバラのマレーフィールド・スタジアム、ダブリンのクローク・パークでもサポート・アクトとして出演している。
今回、リチャード・アシュクロフトはリアム・ギャラガーに賛辞を寄せ、ツアー中の彼の規律正しさについて語っている。
リチャード・アシュクロフトは『ヴァージン・ラジオ』でクリス・エヴァンスに対して次のように語っている。「リアムとはステージ上でしか会っていなくて、そのことは本当に尊敬しているんだ。というのも、毎晩、お祭りの機会であるとも言えるわけだけど、あの男は規律正しく取り組んでいるんだ」
「ファンも敬意を抱いていると思う。それは音からも分かるし、感じているんじゃないかな」とリチャード・アシュクロフトは続けている。「彼が何をしようと、どんなやり方であろうと、それでうまくいっているわけだからね。彼のことは100%尊敬しているよ」
リアム・ギャラガーはダブリン公演で“Some Might Say”の演奏前に冗談めかして、自身の状態についても語っている。「クローク・パークは初めてだと思う。ここでライヴをやったことはないはずだよ。分かっているのは、4歳とか5歳とか以来で一番しらふだということだね」
リアム・ギャラガーはUK&アイルランド・ツアーが一旦終わって、8月17日にダブリンのパブで開催された打ち上げにも出席しておらず、今後の公演におけるヴォーカル・パフォーマンスに悪影響を与える可能性のあるあらゆる活動から距離を置いていると報じられている。
リチャード・アシュクロフトはツアーが始まってから、ノエル・ギャラガーとはステージ外で何度か会ったことがあると語っている。「彼はとてもいい状態にあって、精神的にもいい感じで、楽しんでいるんじゃないかな。最初のライヴには圧倒されたと思う。映画のように時間が過ぎていった。あれはライヴじゃない。カーディフの初日はライヴを超えていた。現実とは思えないほど圧倒されたよ」
オアシスの再結成公演に参加したことはどんな意味を持つかと訊かれたリチャード・アシュクロフトは次のように答えている。「自分はただのファンだよ。自分のことなんて何とも思っていない。ただのバンドのファンで、再結成を喜んでいるんだ。彼らのことは本当に昔から知っているし、ここまで辿り着くにはすごい道のりだったからね」
リチャード・アシュクロフトはオアシスと様々な逸話があり、オアシスが1995年に発表した楽曲“Cast No Shadow”は彼がインスピテーションとなっている。リアム・ギャラガーとノエル・ギャラガーが初めて行った全国規模のツアーは、デビュー・アルバム発表前の1993年に行われたザ・ヴァーヴのツアーのサポート・アクトだった。
1995年にはパリのバタクランでザ・ヴァーヴがオアシスのオープニング・アクトを務め、スコットランドのアーヴィン・ビーチではスペシャル・ゲストを務めている。リチャード・アシュクロフトは1997年発表の『ビィ・ヒア・ナウ』に収録されている“All Around The World”ではバッキング・ヴォーカルを担当している。
リチャード・アシュクロフトは通算7作目となるニュー・アルバム『ラヴィン・ユー』を10月3日にリリースすることが決定している。アルバムは2018年発表の『ナチュラル・レベル』以来のオリジナル・アルバムとなり、2021年発表の『アコースティック・ヒムズ Vol.1』に続くアルバムとなる。
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