Photo: Big Brother Recordings

ノエル・ギャラガーは弟のリアム・ギャラガーとツアーをもう一度できたのは「素晴らしい」体験だとして、「どれだけ面白い奴か」忘れていたと語っている。

オアシスは8月17日にダブリンのクローク・パークで公演を行って、最初のUK&アイルランド・ツアーを終えている。オアシスは今後、大西洋を渡って、アメリカ、カナダ、メキシコで9公演を行う予定となっている。

ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーは16年前に壮絶な形で袂を分かつことになってから初めて共演を果たすこととなっており、今回、新たなインタヴューでノエル・ギャラガーは今のところツアーを楽しめていると語っている。

スポーツ・ラジオ局「トークスポーツ」に電話出演したノエル・ギャラガーは最初の公演の最後でハグした時のことを振り返っている。

「ボーンヘッドやリアムと一緒になって、もう一度やることができてよかったよ。すべてが終わってから、腰を据えて振り返ることになると思うけど、リアムとバンドに戻れたことは素晴らしかったね。あいつがどれだけ面白い奴か、忘れていたよ」

司会のアンディ・ゴールドスタインがライヴにおけるリアムでの声の強靭さについて尋ねると、ノエル・ギャラガーは次のように冗談を飛ばしている。「あれはAIなんだ」

「リアムは見事にやっているよ。あいつのことは誇らしいね」とノエル・ギャラガーは続けている。「16年間、バンドのフロントマンを務めてきたから、それがどれだけ大変かは分かっている。あいつみたいにスタジアム的なものはやれないね。そういう性分じゃないんだ。だけど、言っておくと、よくやっているよ。素晴らしいよね」

ノエル・ギャラガーはライヴの評判がいいことに「驚いたか」と訊かれると、次のように答えている。「ああ。完全に衝撃を受けたね。全員だからね。言葉にするのが難しいよ」

「どの公演も観客にとっては最初の公演なんだ。言っていること分かるかい? だから、どの公演も同じエネルギーがあるんだよ。でも、本当に素晴らしいんだ。自分は言葉に詰まるタイプじゃないけど、うまく説明できないよ」

ノエル・ギャラガーは先月カーディフでステージに上がる前の心境についても語っている。「自分個人としては、これからやることを甘く見ていたね。5分も経ったら、楽屋に戻って、もう一度やり直せないかなと思っていたね」

「これまでもスタジアムとかでやったことはあるけど、正直に言うと、2曲目の途中で足が震えていたんだ。すごかったね。本当に驚いたよ」

ノエル・ギャラガーはサッカー・クラブのリヴァー・プレートの本拠地であるブエノスアイレスのエスタディオ・モヌメンタルでライヴをやるのとを楽しみにしているとも語っている。「アルゼンチンは間違いなく俺たちがライヴをやるには世界でもトップ5に入るところだからな」

ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーは2009年にオアシスを解散して以降、長年にわたって険悪な関係が続いており、バンドの再結成について一貫して否定してきた。しかし、2024年8月、オアシスは正式に再結成することが発表されている。

ダブリン公演にはギャラガー兄弟の母親であるペギーも訪れており、ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーは“Stand By Me”を母親に捧げている。

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