Photo: @zimmermann.alberto
ザ・テンパー・トラップは9年ぶりとなるニュー・シングル“Lucky Dimes”がミュージック・ビデオと共に公開されている。
ザ・テンパー・トラップは長期にわたって活動を休止していたが、今週に入って、インスタグラムで「寂しかった？」と投稿しており、バンドの復帰を示唆していた。投稿には2008年発表の“Sweet Disposition”を使った動画も添えられている。
デビュー・アルバム『コンディションズ』に収録された“Sweet Disposition”はインディ・アンセムとして長年にわたって人気を獲得しており、スポティファイでは7億回を超える再生回数を記録している。
カヴァーのほか、テレビ番組や映画でも使われてきた“Sweet Disposition”は映画『(500)日のサマー』のサウンドトラックに起用されたことで、ポップ・カルチャーにおける地位を確立することとなっている。
ニュー・シングル“Lucky Dimes”のミュージック・ビデオはこちらから。
ザ・テンパー・トラップは“Love Lost”がマック・ミラーが2011年に発表したミックステープ『アイ・ラヴ・ライフ』でもサンプリングされている。
ザ・テンパー・トラップについてはテイラー・スウィフトがハリー・スタイルズと交際中にハリー・スタイルズの誕生日のために“Sweet Disposition”の歌詞を手書きしてくれとテイラー・スウィフトから頼まれたことが明らかになっている。
リード・シンガーのダギー・マンダギはハリー・スタイルズが“Sweet Disposition”の歌詞をタトゥーで入れたのを知った時のことを振り返り、タトゥーの歌詞がオリジナルとは違っていたことを指摘している。
ダギー・マンダギは次のように語っている。「ARIAアウォーズの授賞式でテイラー・スウィフトが楽屋に紙をもって入ってきて、リクエストされたんだ。『交際相手のために歌詞を書いてもらえませんか？ 誕生日なんです』ってね。それで、困ったのは正しい歌詞を書くか、間違っているほうの歌詞を書くかということでね。どっちを書いたのか、覚えていないよ」
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