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マストドンの元ギタリストであるブレント・ハインズはソーシャル・メディアでの新たなコメントでバンドから「追い出された」と述べている。
今年3月、ブレント・ハインズとマストドンは25年の在籍期間を経て、友好的にバンドを脱退することを発表していた。当時、バンドは次のように述べている。「私たちが共有してきた音楽と歩みは深く誇りに思うもので、感謝しています。今後の歩みにおける彼の成功と幸せを何よりも願っています」
脱退後、ブレント・ハインズは何度かバンドのメンバーを批判してきており、6月には「最低の人間がいる、ひどいバンドにいたことを惜しむことはないだろうね」と述べている。
先週、ブレント・ハインズはさらに踏み込み、インスタグラムの投稿でバンド在籍時を振り返るコメントを投稿している。コメントの中でブレント・ハインズは自分でバンドを脱退したのではなく、「追い出された」としている。
2012年の“Crack The Skye”のライヴ映像についてブレント・ハインズは次のように述べている。「私のギターのサウンドは素晴らしいが、トロイ・サンダースとブラン・デイラーのサウンドはひどいものだ……キーが外れている……恥ずかしい。私がバンドから追い出されたのは自分でいることで彼らに恥ずかしい思いをさせたから……でも、じゃああいつらはどんな人間なんだろう?」
「彼らはライヴでも世界のどこでも一緒に歌えない二人なんだ。スタジオで歌ったものはすべてオートチューンで調整されている。キー通りに歌えないからね」とブレント・ハインズは続けている。「ふざけんなよ。私だけがどんな人間かを知っている。彼らは自分の大ファンなんだ。トロイ・サンダースほど鏡を見ている人間に会ったことがない。自分が神から与えられた才能だと思っている。あんなに自己中心的な人間に3人も出会ったことがない。最低だよ」
別のコメントでブレント・ハインズは「自分が歌がうまいと言っているわけではないんだ」とも述べている。
マストドンのギタリストであるビル・ケリハーはブレント・ハインズの脱退について次のように語っていた。「結婚みたいなもので、離れていくこともあるし、他のことに関心が移ったりもする。ブレント・ハインズが自分の夢を追うことについては前途を願っているよ。4人で25年もやってこられたのはすごいことだと思うからね」
「これって他の3人と結婚するようなものなんだ。世界中を回って、全員の同意を得ながら最後までやり遂げなきゃいけない。ここまで長くやってこられたこと自体が偉業だと思う。替えの効かないことなんだ。4人の集合体だからね」
ブレント・ハインズの脱退を受けてマストドンはYouTubeで人気のギタリストであるベン・エラーと共に数公演をやった後、カナダ人ギタリストのニック・ジョンソンと共にライヴを行っている。
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