ジェームス・イハのファースト・ソロ・アルバム『レット・イット・カム・ダウン』に収録されている“One and Two”をビリー・コーガンが歌う音源がオンラインに登場している。
“One and Two”は、ジェームス・イハ作曲による楽曲で、『メロンコリーそして終りのない悲しみ』の頃にはあった楽曲とされ、2012年に『メロンコリーそして終りのない悲しみ』のデラックス・エディションがリリースされた時には、ジェームス・イハによるヴォーカルの“One and Two”が収録されている。
今回オンラインに登場した“One and Two”は、ビリー・コーガンがリード・ヴォーカルをとっているもので、イハ作曲の楽曲をビリー・コーガンが歌う珍しい音源をなっている。ビリー・コーガンは終始笑っており、音源の最後ではジェームス・イハがスタジオにいる人間に謝っている。
“One and Two”の音源はこちらから。
同じく『メロンコリーそして終りのない悲しみ』期の楽曲である“The Tracer”の音源も公開されている。
先日、ビリー・コーガンはYouTubeでフー・ファイターズが公開した動画のなかで自身の名前が挙がっていたことについて反応を示している。
動画は、噂がささやかれていたフー・ファイターズの解散説について言及したもので、7分を超える動画のなかで、デイヴ・グロールはシンセサイザーを使った打ち込みでソロに転向しようとし、残りのメンバーは代わりのヴォーカリストを探す様を冗談で描きながら、動画の最後で「百万回言ってるけど、俺たちは解散しません。そして、誰もソロなんかに転向したりしません(For the millionth time, We’re not breaking up. And nobody’s going fucking solo!)」というキャプションを掲載している。
公開された動画はこちらから。
この動画のなかでデイヴ・グロールの代わりのヴォーカリストとして多くのミュージシャンの名前が挙げられているが、その一人となったビリー・コーガンは次のようにフェイスブックに書き込んでいる。
「これは本当におかしかったな。名前を挙げられて光栄だよ。でも、ひとりだけすごく感傷的な御主人様がいるからね。デイヴ・グロールのことだけどね。愛を。選ばれた電話を待ってるよ」
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