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ヴァン・ヘイレンのエディ・ヴァン・ヘイレンはクレイマーの1982年製エレクトリック・ギターがオークションに出品されることが明らかになっている。
このギターは1982年から1983年にかけてのツアーで使われたもので、オークションは10月21日から28日にかけて開催される。オークションを開催するサザビーズは200万ドルから300万ドルの落札額を見込んでいる。
このギターはエディ・ヴァン・ヘイレンが自身で作った「フランケンシュタイン」をベースにして、ニュージャージー州ネプチューンにあるクレイマーの工場をエディ・ヴァン・ヘイレンが訪れた際に調整されたものとなっている。彼が電動ドリルでギターを加工している様子や、トレードマークである黒、白、赤のストライプ模様を施している写真も残されている。
エディ・ヴァン・ヘイレンはこのギターに「素晴らしい10年だった。さあ、もう10年だ。エディ・ヴァン・ヘイレン」と刻印して、ギター・テックのルディ・ライレンに贈っている。ルディ・ライレンはこのギターをモトリー・クルーのミック・マーズに売却しており、アルバム『ドクター・フィールグッド』のレコーディングでこのギターは頻繁に使用されている。
出品内容にはギター本体のほか、クレイマーのハード・ケース、ミック・マーズによる証明書の書類が付属しており、「私と同じくらい楽しんでください。素晴らしい歴史的一品です」とミック・マーズは書類に綴っている。
2020年、ウォルフガング・ヴァン・ヘイレンは亡き父のエディ・ヴァン・ヘイレンが所有していた3本のギターがオークションで落札されたことを批判している。
ジュリアンズ・オークションによって開催された「アイコンズ&アイドルズ・トリロジー:ロックンロール・オークション」で3本のギターは合計で42万2000ドルで落札されている。
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