Photo: Andy Ford for NME

アークティック・モンキーズは公式サイトを更新して、新たなレコーディング・カンパニーを立ち上げており、新作に対する期待が寄せられることとなっている。

アークティック・モンキーズは2022年10月にリリースされた通算7作目となる最新作『ザ・カー』以来、アルバムをリリースしていない。

アークティック・モンキーズは『ザ・カー』のリリース後、2023年のグラストンベリー・フェスティバルでヘッドライナーを務め、ワールド・ツアーを行っている。

それ以降、アークティック・モンキーズの最新情報についてはあまりない状態が続いているが、今回、公式サイトが更新されて、新たなレコーディング・カンパニーが立ち上げられたことが明らかになっている。

まず、公式サイトについては数週間前までは『ザ・カー』のアートワークがトップページを飾っていたが、今ではそれが削除されて、アークティック・モンキーズのロゴだけがトップを飾る形となっている。

また、X/ツイッターの「@hasitleaked」というアカウントはアークティック・モンキーズが「今年の11月にスタジオ・セッションをブッキングしている」としており、「2026年夏にフル・ツアー」を行うのではないかと考えているとツイートしている。

こうした情報が事実であることを示唆する報道は現時点でないものの、「@hasitleaked」は「これまでアークティック・モンキーズの情報で間違えたことはない」と主張している。

さらに公式サイトには「ニュースレター」という項目が追加されており、今後ニュースを配信することが示唆されており、またアークティック・モンキーズは「バン・バン・レコーディングス」というレコーディング・カンパニーを登記しており、登記のページにはメンバー全員の名前が掲載されている。

こうした情報を受けて、ファンはニュー・アルバムのリリースが迫っているのではないかと推測しており、『NME』はアークティック・モンキーズのスポークスパーソンにコメントを求めている。

今年5月、アークティック・モンキーズのアレックス・ターナーはマネージャーのイアン・マクアンドリューが表彰されたのを受けて『ミュージック・ウィーク』アウォーズの授賞式に出席している。

授賞式は5月8日にロンドンのグローヴナー・ハウス・ホテルで開催されており、イアン・マクアンドリューはアーティストのマネージメントで画期的な業績を残し、音楽業界に影響を与えた人物を表彰する2025年のストラト・アウォードを受賞している。

授賞式でアークティック・モンキーズのアレックス・ターナーは意外にもイアン・マクアンドリューの紹介役を務めている。「こんばんは。2025年の『ミュージック・ウィーク』誌のストラト・アウォードを受賞した人物を拍手でお迎えください。ワン・アンド・オンリーのイアン・マクアンドリュー氏です」

イアン・マクアンドリューはアレックス・ターナーの「有り難いお言葉」に感謝を評し、登場したことに不意を突かれたと述べている。「まったくもって驚きでした。君がここに来てくれるなんてまったく知らなかったよ。海を隔てた向こうにいると思っていたからね」

また、アークティック・モンキーズについてはドラマーであるマット・ヘルダースがインスタグラムへの投稿でソロ音源がリリースされる可能性を示唆している。

マット・ヘルダースはインスタグラムにスタジオで新曲に取り組んでいると思われる動画を投稿している。動画には順番に番号が振られており、90年代を彷彿とさせるエレクトロニック・ミュージックに取り組む様子が意図的にローファイな画質で記録されている。

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