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ウルフ・アリスはニュー・アルバム『ザ・クリアリング』より新曲“White Horses”の音源が公開されている。
ウルフ・アリスは今年5月に通算4作目となるニュー・アルバム『ザ・クリアリング』が8月22日にソニーよりリリースされることを発表している。アルバムからはこれまでに“Bloom Baby Bloom”と“The Sofa”の2曲が公開されていた。
“White Horses”の音源はこちらから。
“White Horses”はバンドのドラマーであるジョエル・エイミーが初めてリード・ヴォーカルを務めた楽曲で、エリー・ロウゼルとのデュエットを交えながら、アコースティック・ギターのリフを主体としたものになっている。
ジョエル・エイミーは次のように語っている。「『ザ・クリアリング』になることになった曲にインスピレーションを受けた。自分たちが作り上げていた音のフォルム、大きな音響とハーモニーといったものに影響を受けたんだけど、それを躍動感のあるクラウトロックのビートで支えたいと思ったんだ」
曲の題材についてジョエル・エイミーは次のように続けている。「親友たちと大きな冒険をしてきた。どこか一つの場所を故郷と呼ぶ必要性を感じず、スーツケースを抱えて生活し、バンドに付きまとうあらゆることを経験してきた。そこでは『自分は一体何者で、どこから来たのか？』という答えはそれほど重要ではないと感じた。私は家族を選んで、その人たちが一緒にいてくれる。“White Horses”はそうしたことをすべて詰め込もうとした曲で、エリー・ロウゼル、ジョフ・オディ、セオ・エリスがずっと手助けしてくれた」
ウルフ・アリスは新作のリリース後、11月から12月にかけてUK＆アイルランド・ツアーを行うことが決定している。
ウルフ・アリスはグラストンベリー・フェスティバルで『NME』に対して前作の反響が『ザ・クリアリング』のアプローチを形作ることとなったと語っている。
「曲っぽい曲にみんなが共感してくれたことに支えられた。だから、そういう曲の構成や歌い方の部分に多くの時間を費やしたんだ」とジョフ・オディは語っている。「この世で一番難しいのは簡潔な曲を書くことなんだ。ポップの構造とは言いたくないけど、言っていることは分かるだろ。5分間のジャム・セッションをまとめるのは簡単だけど、そういう曲を書くのは難しい。素晴らしいチャレンジだったし、このアルバムでフォーカスしたのはそこだね」
新作のトラックリストは以下の通り。
01. Thorns
02. Bloom Baby Bloom
03. Just Two Girls
04. Leaning Against The Wall
05. Passenger Seat
06. Play It Out
07. Bread Butter Tea Sugar
08. Safe in the World
09. Midnight Song
10. White Horses
11. The Sofa
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