ケシャは3月5日に人権のためのチャリティの夕食会で賞を受賞し、涙のスピーチを行っている。
現在、ドクター・ルークとの法廷闘争を行っているケシャだが、3月5日に開催された「2016年ナッシュヴィル・イコーリティ・ディナー」の場で人権キャンペーンにおける「可視化賞」を受賞している。涙のなか、ケシャは受賞に感謝の意を述べている。
「みなさんの多くが知っているように、わたしはいくつかの個人的な問題に取り組んでいて、それらは本当に激しく困難なものです。わたしがこれまで受けてきた支援に対して、みなさんんい感謝したいです」と受賞スピーチで語っている。
ケシャによる涙の映像はこちらから。
受賞スピーチ全編の映像はこちらから(ケシャによるスピーチは9分23秒から)。
ケシャはこの機会を使って成長することや、名声についての「奇妙で不自然な」経験について語っている。セレブリティとして「アウトサイダー」であると感じ続けていると述べながらも、世界における現在のポジションについて、「世界に対して何かポジティヴなことを実際にできるポジションをもたらしてくれた」と感謝している。
ケシャはさらに彼女の音楽を通して「他の人々に自分に対する自信を与えたい」とし、人々に「一人じゃないと感じてもらいたい」と続けている。
以前より報道されている通り、歌手のケシャはドクター・ルークによって10年前にドラッグを打たれ、レイプされたと訴えていたが、2月19日にニューヨーク最高裁判所によってプロデューサーとのレコード契約解除については否決されている。
この判決を受けて、ツイッターでは「#FreeKesha」のハッシュタグがトレンドとなり、世界中の多くの大物女性ミュージシャンが運動に参加している。「ガールズ」で知られるレナ・ダナムは裁判で「本当に気分が悪くなった」と表現し、アデルはブリット・アウォーズの受賞をケシャに捧げている。
ドクター・ルークは先月、ケシャの申し立てについて弁護士を通して否定しており、ツイッターでは「わたしはケシャをレイプしていないし、セックスをしたこともない」とし、ケシャの裁判について「金銭を目的としたもの」としている。
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