Photo: GETTY

デイヴ・エドモンズが「重度の心停止」があったため、入院したことが明らかになっている。

デイヴ・エドモンズの妻であるシシはフェイスブックで一瞬、夫が「私の腕の中で亡くなった」が、医療従事者による「強力な心肺蘇生法」で生き返ったと述べている。

デイヴ・エドモンズは現在病院で危篤状態にあるとのことで、妻のシシは「明らかに脳の損傷と重度の記憶喪失がある」として、「再び重度の心停止になる」可能性が高いと述べている。

妻のシシは「恐ろしい経験からPTSDになった」と考えていると述べており、ファンには「祈りと励まし」を送ってほしいと呼びかけている。

妻のシシは投稿を次のように締めくくっている。「デイヴ・エドモンズは生き延びたとしても、長い道のりが待ち受けているでしょう。私たち二人にとってそうです。しかし、みなさんのような心優しい人がいると知っていると、この途方もなくつらい道のりが少し楽になります。みなさんに祝福がありますように」

https://www.facebook.com/cici.edmunds/posts/pfbid02Xku7VqMeUSeBYK9V7qoPwSM33hB6PjcmaN1cVgkBVxcWDXAfpFDyXo2zcf7QJtmWl

デイヴ・エドモンズは1944年にカーディフで生まれ、様々なバンドで活動した後、1966年に結成されたブルース・ロック・バンド、ラヴ・スカルプチャーのフロントマンとして頭角を現すこととなっている。

ラヴ・スカルプチャーは1968年にデビュー・アルバム『ブルース・ヘルピング』をリリースしており、アラム・ハチャトゥリアンの“Sabre Dance”のカヴァーはUKで同年の年間トップ5にランクインしている。

1970年にラヴ・スカルプチャーが解散した後はデイヴ・エドモンズはソロ・キャリアに乗り出しており、“I Hear You Knocking”のカヴァーは1970年のクリスマス週に全英1位を獲得しており、アメリカでも3位を記録している。

その後、ブリンズリー・シュウォーツのベーシストであるニック・ロウと共に1975年にロックパイルを結成しており、1980年にアルバム『セカンズ・オブ・プレジャー』がリリースされている。

デイヴ・エドモンズは70年代を通して“Baby I Love You”、“Born to Be With You”、“Girl Talk”といったトップ10ヒットを輩出している。

デイヴ・エドモンズはプロデューサーとしてポール・マッカートニー、ストレイ・キャッツ、ステイタス・クォー、ザ・ファビュラス・サンダーバーズとも仕事をしており、1983年発表のアルバム『インフォメーション』ではジェフ・リンとも仕事をしている。1992年と2000年にはデイヴ・エドモンズはリンゴ・スター&ヒズ・オールスター・バンドにも参加している。

2015年、デイヴ・エドモンズは初のインストゥルメンタル・アルバムにして最後の作品『オン・ギター…ラグス&クラシックス』をリリースしており、その後、音楽業界を引退している。アルバムにはザ・ビーチ・ボーイズの“God Only Knows”やエルトン・ジョンの“Your Song”のカヴァーが収録されている。

ビートルズ - フリー・アズ・ア・バード/リアル・ラヴ (日本限定盤)(SHM-CD)
Amazonで見る
価格・在庫はAmazonでご確認ください

Copyright © 2025 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ