Photo: GARDINER HOULGATE

レッド・ツェッペリンのギタリストであるジミー・ペイジが所有していて、『NME』の読者に懸賞でプレゼントされたギターがオークションに出品されることが明らかになっている。

ギターはグレッチの1957年製チェット・アトキンス6120エレクトリック・ギターで、『NME』の読者に懸賞でプレゼントされたものとなっている。

懸賞は50年以上前に行われたもので、幸運な読者はジミー・ペイジから直接ギターを贈られることとなっている。誌面にはジミー・ペイジがギターをクリケットのバットのように構えている写真も掲載されていた。

当時、ジミー・ペイジは『NME』に対してこのギターを1972年にテネシー州ナッシュヴィルの楽器店で200ポンドで購入したと語っていた。

今回、そのギターがウィルトシャー州コーシャムのガーディナー・ハウルゲートで9月9日に開催されるオークションに出品されることが明らかになっており、3万ポンドから5万ポンドの落札額が予想されている。

当時の当選者はロンドン北部のホーンジーに住むチャールズ・リードという男性で、当選した際に「こんな素晴らしいギターを手放すなんてジミー・ペイジはおかしくなっているんじゃないかな」と語っている。「ギタリストが所有したいと夢見ながらも、実際には決して手が出ない、そんな楽器だよね」

ギターは1990年までチャールズ・リードによって所有されていたが、フィル・オドノヒューという人物に2000ポンドで売却されている。フィル・オドノヒューは19070年代に活動したワイルド・エンジェルスというバンドのギタリストで、今年亡くなるまでギターを所有していた。

今回、遺族によってギターはオークションに出品されることとなっている。

オークショニアのルーク・ホブスは今回の出品について次のように語っている。「ジミー・ペイジが伝説的なギタリストでロックスターであることは言うまでもないでしょう。彼のギターがオークションに出品されることは稀で、出品された際にはコレクター、投資家、そしてレッド・ツェッペリンのファンから大きな関心を集めています」

「今回のギターで素晴らしいのは懸賞の様子を報じた『NME』誌も所有していること、そしてジミー・ペイジが優勝者のチャールズ・リードにギターを贈呈した写真まで掲載されていることです」

オークションの詳細はこちらから。

https://www.gardinerhoulgate.co.uk/

レッド・ツェッペリンに関してはロバート・プラントがニュー・アルバム『セイヴィング・グレイス』をリリースすることが発表されている。ロバート・プラントが「見失われていた曲のソングブック」と評するニュー・アルバムは9月26日にノンサッチよりリリースされる。

また、レッド・ツェッペリンは映画『レッド・ツェッペリン:ビカミング』が9月26日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開されることが決定している。

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