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テイラー・スウィフトは世界13都市のマダム・タッソー館に展示される13体の蝋人形が公開されている。
今回のテイラー・スウィフトの蝋人形はマダム・タッソー館の250年の歴史において最も野心的な試みとして、21世紀に最も影響力を持ち、成功を収めたアーティストの一人を記念したものとなっている。
テイラー・スウィフトは昨年12月に21ヶ月149公演に及ぶ「ジ・エラズ」ツアーをヴァンクーヴァーで締めくくっている。
このツアーはチケット売上で20億ドルの興行成績を収めており、数々のゲストが出演し、そのチャリティ活動についても広く報じられている。
今回、このツアーを不朽のものにするためにマダム・タッソー館は世界各国に展示される13体の蝋人形を発表している。
2体はUKのロンドンとブラックプールに展示され、そのほかの蝋人形はアムステルダム、ベルリン、ブダペスト、ハリウッド、香港、ラスベガス、ナッシュヴィル、ニューヨーク、オーランド、シドニーで展示される。
最後の1体は世界各国を回る形となり、最初の展示都市は上海からスタートする。
ロンドンに展示される1体はウェンブリー・スタジアムでの8公演をインスピレーションとしたもので、「ラヴァー」というタイトルで、オレンジのレオタードにピンクや紫のディテイルが施されている。
ブラックプールで展示される1体は「レッド」というタイトルで、公演の第1部と第2部で着用された赤と黒のグラデーションが入ったプレイスーツを着たものとなっている。
40人以上のアーティストによって14ヶ月をかけて製作された蝋人形は現地時間7月25日から展示される。
「テイラー・スウィフトは世代を代表するアイコンで、カルチャーとして絶大な存在です」とマダム・タッソー館のローラ・シェアードは述べている。「マダム・タッソーは何世紀にもわたって世界の名声を映し出し、その時代の文化に深く刻まれた人々の姿を永遠に残してきた伝統を誇っています」
「テイラー・スウィフトの影響力は音楽、ファッション、映画、社会活動、そして経済にまで及ぶものです」とローラ・シェアードは続けている。「記録破りのツアーの驚異的な成功はマダム・タッソーにとってテイラー・スウィフトの幸運の数字である13体の蝋人形を4大陸に展開し、できるだけ多くのファンに届ける完璧な機会です。私たちと同じように、ファンの皆さんにも気に入っていただけると思っています」
マダム・タッソー館のダニエル・カレンは次のように続けている。「これはマダム・タッソー館の250年の歴史において最も野心的なプロジェクトで、テイラー・スウィフトの圧倒的なステータスを反映するのにまさにふさわしいものです」
「ロベルト・カヴァリ、ヴィヴィアン・ウエストウッド、ヴェルサーチ、クリスチャン・ルブタン、アルベルタ・フェレッティ、エトロといったファッション・ブランドと緊密に協力し、『エラズ』ツアーの象徴的な衣装を再現できたことを光栄に思います。マダム・タッソーしかできない方法で、一世一代のツアーの瞬間を祝福する機会をスウィフティーズに与えることになるでしょう」
テイラー・スウィフトの13体の蝋人形は、2023年のハリー・スタイルズの7体、2011年のレディー・ガガの8体を超えて、マダム・タッソーにとって最大のプロジェクトとなっている。
ツアーは途中段階でテイラー・スウィフトは興行収入が10億ドルを突破した初のアーティストとなっている。これにより今回のツアーは音楽史上、最も興行収入を上げたツアーになると目されていた。
ツアーは世界全体で1016万8008人を動員しており、チケットの平均価格は204ドルとなっている。
この興行収入はテイラー・スウィフトのプロダクション会社、テイラー・スウィフト・ツアリングが提供したもので、マーチャンダイズの売り上げやチケットの二次販売の売り上げは含まれていない。
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