エアロスミスのフロントマンであるスティーヴン・タイラーは、自身のカントリー・ソロ・アルバム制作について長年のバンドメンバーであるジョー・ペリーが批判的な発言をしたことに対して反論している。
2015年5月、スティーヴン・タイラーは自身初のカントリー・シングル“Love is Your Name”をリリースし、ビルボードのカントリー・ストリーミング・チャートで1位を獲得している。続いて今年1月には“Red White & You”をリリースしている。
ジョー・ペリーは、スティーヴン・タイラーのカントリー・デビューをこころよくく思っていないようで、先月2月に『USAトゥデイ』紙の取材で次のように語っている。「彼のことを知らなかったとして、その曲を聞いたらきっと『まあまあだ、じゃあ次』ってなるだけで、それ以外にコメントは特にないな」
さらにこう続けている。「スティーヴンはナッシュビルで何かやってる。くそダサいラインストーンの付いたカウボーイハットを被って『イピカイエー』って叫んでるんだ。そのことについて何と言ったらいいかわからないね」
これを受け、スティーヴン・タイラーはロサンゼルスの空港でゴシップサイト「TMZ」のカメラマンに自身のバンドメンバーについてコメントした。「そういう奴らなんだよ。だから俺は(ソロで)カントリーをやるんだ。何も問題ない。そう、ただみんな嫉妬深いんだ」
しかし、スティーヴン・タイラーはジョー・ペリーとの仲は悪くないと強調した。「彼は彼、俺は俺なんだよ」
スティーヴン・タイラーのソロ・アルバムは暫定的に今年の後半とされており、ビッグ・マシーン・レーベル・グループのトップであるスコット・ボーチェッタによるドット・レコーズからリリースされる予定となっている。
「若い時に受けた影響で、エヴァリー・ブラザーズとカーター・ファミリーの中間のような音楽がやりたいと感じていて、この企画は俺のカントリー音楽のルーツに対して敬意を払うためにやってるんだ」と、スティーヴン・タイラーは米『ローリング・ストーン』誌に語っている。「俺はナッシュビルの作曲家たちと一緒に仕事をしていて、スタイルやしきたりに慣れてきたよ」
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