サム・スミスはリリースから約2年が経過した自身のデビュー・アルバムについて振り返り、アルバムに完全に満足しているわけではないことを明かしている。
サム・スミスは2014年5月に『イン・ザ・ロンリー・アワー』をしており、今回米『ビルボード』誌に現在取り組んでいる新作について語っている。
制作中の新作について「素晴らしいんだ」と彼は語っている。「今、出てきてるのは本当にディープなものでね。言えるのはそれがすべてだよ。毎日、ちょっとした閃きや変化があって、それが大好きなんだ。でも、今言えるのは僕の心境をより歌詞に吐き出してるんだ。さらにディープなところに向かってるんだ。自分でもやってることが信じられないよ。でも、よりディープなところに向かってるよ」
デビュー・アルバムについては次のように認めている。「数曲、本当に嫌いな曲があるんだ。でも、アルバムの核となる“Stay With Me”や“I’m Not The Only One”のような曲――実を言えば“Money On My Mind”以外の曲――は本当に大好きだし、そのサウンドのクラシックな部分を誇りに思ってるよ。実際、今も聴くし、大好きだからね。当時、作ってた音楽は少しだけ美しく変化を遂げて、フィットしてるんだ」
サム・スミスは、よりダンス方面の楽曲を作るようレーベルからプレッシャーがあったことを明かしている。
「(ディスクロージャーとコラボレーションした)“Latch”がUKで大きな成功を収めるやいなや、レーベルと僕はちょっとしたパニックになったんだ。『もしかしてダンスをやるべきなのかな?』って感じでね。そして、それがあのアルバムで聴けるものなんだ。2〜3曲、ちょっと揺れてる曲があるよね。でも、アルバムのそれ以外は最初から計画していた通りのものになってるんだ」
一方、サム・スミスは、サム・スミスは授賞式の受賞スピーチで「同性愛者であることをオープンにしている者で、最初のオスカー受賞者」と誤って発言してしまい、それを受けてツイッターをしばらく休止するという。
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