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パール・ジャムのドラマーであるマット・キャメロンはバンドを脱退することをソーシャル・メディアで発表している。

サウンドガーデンでも活動してきたマット・キャメロンは『イールド』のツアー中に脱退したジャック・アイアンズに代わって1998年にパール・ジャムに加入している。

マット・キャメロンは声明で「パール・ジャムのドラム・ライザーから最後のステップを踏んだ」として、他のメンバーに対して「友情、アーティスト性、挑戦、そして笑いに溢れる人生に一度の機会」を与えてくれたことに感謝している。「世界各地のクルー、スタッフ、ファンに感謝しています。驚くような歩みでした。続報は後日。心の底から感謝しています」

パール・ジャムもメッセージを発表しており、次のように述べている。「スキンヤードや偉大なるサウンドガーデンで最初の音楽的ヒーローの一人だった時から、1990年の最初のデモで演奏してくれた時も、マット・キャメロンはミュージシャン、ドラマーとして唯一無二で、真のパワーハウスでした。パール・ジャムのライヴとスタジオ・レコーディングにおいて彼は27年間支えてきてくれました。私たちのグループにとっても非常に重要なチャプターで、彼の前途を願っています」

「彼は深く惜しまれることになり、アートと音楽において永遠の友人であり続けるでしょう。マットのことを愛しています」

2023年、マット・キャメロンはフー・ファイターズに加入するのではないかと噂されていた。『ザ・サン』紙はアルカライン・トリオに加入することになるアトム・ウィラードとマット・キャメロンが2022年に亡くなったテイラー・ホーキンスの後任の候補だと報じていた。

当時、マット・キャメロンはインスタグラムでこの報道を否定して、「インターネットの噂は嘘だ。フー・ファイターズには加入しないよ」と述べていた。

マット・キャメロンはロサンゼルスで開催されたテイラー・ホーキンスの追悼コンサートにも出演している。パール・ジャムからの脱退はより正式メンバーとしてバンドに加入するのではないかと憶測を呼ぶこととなっている。

フー・ファイターズは現在ドラマーの座が空白となっており、10月から日本を含むアジアで公演を行うことが決定している。フー・ファイターズはデビュー・アルバムのリリースから30周年を記念して新曲“Today’s Song”もリリースされている。

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