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ピート・ドハーティは亡くなったベイビーシャンブルズのギタリストであるパトリック・ウォールデンに改めて追悼の意を表している。

パトリック・ウォールデンの訃報はベイビーシャンブルズによって6月20日に発表されている。享年46歳だった。死因については明らかにされていない。

今回、ピート・ドハーティはソーシャル・メディアで改めて追悼の意を表している。「僕のことをピーティーと呼んでいたよね。そうだろ?」

ピート・ドハーティはパトリック・ウォールデンの死に「深く傷ついている」として次のように続けている。「君は本当に多くの人に喜びをもたらしてくれたんだよ」

「最近、メキシコに行った時に胸に君とベイビーシャンブルズの“French Dog Blues”のタトゥーを胸にいれているキッズがいたんだ。それで、自分も次の日にフレンチ・ドッグのタトゥーをいれたんだ」

ピート・ドハーティはそのことを「電話するつもり」だったが、「パット、今、君に伝えている」と述べている。

ピート・ドハーティは次のように続けている。「君とのスタジオの時間は格別だった。夜に2〜3時間で“Pipedown”を書いたことも覚えているし、ルーズ・スタジオで二人とも床に突っ伏していることもあった」

「君が愛され、今後も惜しまれることを分かってほしい。友人や家族へ、安らかに、パット」とピート・ドハーティは述べて、次のように締めくくっている。「君の友人より愛を。ピーティー」

パトリック・ウォールデンはロンドンでフルーイド、ザ・ホワイト・スポート、シックス・コールド・サウザンドといったバンドで音楽業界でのキャリアを始め、その後にベイビーシャンブルズに加入している。ベイビーシャンブルズはザ・リバティーンズで活動できなくなったピート・ドハーティによって2004年に結成されている。

パトリック・ウォールデンはバンドに加入後、“Fuck Forever”や“Pipedown”など、デビュー・アルバム『ダウン・イン・アルビオン』に収録された楽曲を数多く共作している。この時期にパトリック・ウォールデンはジェイムス・ブラントのレコーディングにもセッション・ミュージシャンとして参加している。

2006年、パトリック・ウォールデンは北ロンドンの自宅で交際相手に暴行した罪で起訴されて、ベイビーシャンブルズを脱退することとなっている。その後、容疑は晴れて、不起訴となっている。パトリック・ウォールデンは2007年から2009年にかけてベイビーシャンブルズと断続的に共演していたが、再加入することはなかった。

今年3月、ピート・ドハーティ、ベーシストのドリュー・マコーネル、ドラマーのアダム・フィセクは共演を果たして、“Albion”や“Fuck Forever”など、7曲を演奏している。

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