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5月28日から6月4日にかけてニューヨークで開かれるワールド・スタンプ・ショウで、ジョン・レノンの子ども時代の切手コレクションが展示されるという。

2005年に初めてジョン・レノンの切手を収蔵したスミソニアンの国立郵便博物館によると、ジョン・レノンは、従兄のスタンレー・パークスから一部切手が貼られた切手帳を贈られたことをきっかけに、切手のコレクションを始めたという。何年もかけてジョン・レノンは、アメリカとニュージーランドから送られた手紙に貼られた切手を切手帳に収集した。

国立郵便博物館が初めてジョン・レノンの“失われた切手帳”を購入した際、故ウィルソン・ハルム館長は『スミソニアン・マガジン』誌に、特筆すべき切手は含まれていないと記していた。「よくあることだが、少年は希少性には興味を示さない」と、彼は述べている。「若者は全体的な配置と色を重視する傾向がある。もしもっと時間とお金を手にした時に切手収集を再開したならば、コレクションは素晴らしいものになっていただろう」

それでもジョン・レノンの切手帳は、彼の子ども時代についてユニークな洞察を与えてくれる。切手帳のタイトルページには、ヴィクトリア女王とジョージ6世が描かれた再版切手が集められており、彼らの肖像画の上にジョン・レノンは、口ひげやあごひげの落書きを施している。

ワールド・スタンプ・ショウは10年ごとに開催されており、今回はマンハッタンにあるジェイコブ・ジャヴィッツ・コンベンション・センターで開かれる。入場料は無料で、5月28日の初日は現地時間午前10時30分から午後6時まで、翌29日から6月4日までの期間中は午前10時から午後6時まで開催される。

ザ・ビートルズは来月、最初にプレスしたと思われているレコードがオークションにかけられるという。

10インチのレコードには、“Till There Was You”や“Hello Little Girl”という楽曲が収録されている。レコードは、ポール・マッカートニー&ザ・ビートルズとクレジットされ、バンドの最初のマネージャーであるポール・エプスタインによる手書きで記されているという。

オークションは3月22日にウォリントンでオメガ・オークションによって開催され、BBCによれば10000ポンド(約158万円)を超える価格が予想されている。

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