Photo: Simon Emmett

オアシスのマネージャーはバンドが新曲をリリースする可能性やさらにツアー日程が発表する可能性について言及している。

オアシスのマネージャーを務めるアレック・マッキンレーは『ミュージック・ウィーク』誌のインタヴューでオアシスの再結成発表後にノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーと仕事をしていくことについて語っている。

オアシスは7月4日のカーディフ公演を皮切りに複数の大陸で41公演に及ぶ再結成公演を行うことが決定しており、リチャード・アシュクロフト、キャスト、ケイジ・ジ・エレファント、ボール・パーク・ミュージックがサポート・アクトを務めることが決定している。

昨年、オアシスの再結成に向けた動きを秘密にしていたことについてアレック・マッキンレーは次のように語っている。「前もってこのことを知っていた人物は非常に限られていました。信頼できる人物と動いていたのです」

アレック・マッキンレーは次のように続けている。「しばらく計画していたのですが、発表した時はそのあまりのリアクションの大きさに未知の世界に足を踏み入れたようでした。その反響は驚異的なもので、リアクションは『世界でナンセンスなことが起きている中でやっといいニュースが届いた』というようなものでした」

イグニションとビッグ・ブラザー・レコーディングスで取締役を務めるアレック・マッキンレーは新曲を期待できるかどうか、さらにツアー日程が発表されるかどうかに言及している。

「ノエル・ギャラガーがプレスで明らかにしている通り、今回が本当に最後です」とアレック・マッキンレーは語っている。「オアシスを観たことがないファンにとってのチャンスなのです。少なくとも、そういう人たちはいるはずです」

アレック・マッキンレーは次のように続けている。「そして、新曲の予定もありません」

オアシスについては30年を経て、2026年にネブワース公演を行うのではないかと噂されたが、バンド側はそうした報道について否定している。「UKのタブロイド紙が報じたのに反して、オアシスは今後ネブワース・パークで公演を行う予定はありません。現在発表されているUKスタジアム・ツアー以外でUKでの公演を行う予定はありません」

新曲についてもリアム・ギャラガーは昨年9月「オアシスにニュー・アルバムがあるというのは本当ですか?」と訊かれて、「ああ。既に完成している」と答えていたが、その後発言を撤回している。

「制作中のオアシスのアルバムなんてないんだ。振り返りながらの冗談だったんだよ。なぜかというと、最近はみんな、ちょっとピリピリしているからな。怒らせてしまったのなら謝るよ。でも、まあ、笑い話なんだ」

その一方で、ステレオフォニックスのフロントマンであるケリー・ジョーンズは先日、ノエル・ギャラガーがスタジオで新曲に取り組んでいたと語っている。

ケリー・ジョーンズはノエル・ギャラガーと話をした時のことについて次のように語っている。「最近はどうしているかと訊いたら、スタジオで曲を書いていたと言ってたよ。ソロのために書いているのか、オアシスで何曲かやろうとしているのかと思ったけど、それは分からないね」

再結成公演についてはバンドに近い情報筋が先日『NME』に対してバンドメンバーのラインナップを明かしている。それによれば、アンディ・ベル(ベース)、ゲム・アーチャー(ギター)、ポール・“ボーンヘッド”・アーサーズ(ギター)、ジョーイ・ワロンカー(ドラマー)が再結成公演に参加することになるという。

オアシスについてはアップル・ミュージックでバックカタログのドルビー・アトモスによる空間オーディオ音源も公開されている。

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