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ジョン・ライドンは新たなインタヴューでザ・ローリング・ストーンズに引退を勧めている。

ジョン・ライドンはテレビ番組『グッド・モーニング・ブリテン』に出演して、2023年4月に亡くなった妻のノラとそこから1年も経たずに亡くなったマネージャーについて語っている。

妻と、何十年にもわたって親友だったマネージャーを亡くしたことで、ジョン・ライドンは当時はもうツアーをやらないと思っていたと明かしている。その後、ジョン・ライドンは引退を撤回することになったが、司会のエド・ボールズとスザンナ・リードに対して次のように冗談を飛ばしている。「認知症だな。それも忘れてしまったんだ」

ジョン・ライドンは次のように続けている。「前にも言ったように、おとなしく引退するなんて自分じゃないからね。そういう人間じゃない。ぜひともザ・ローリング・ストーンズは引退すべきだけど、自分の場合は曲のアイディアが一つ二つ足りなくなることなんてない。そこが違いだよね」

その後、ジョン・ライドンはコミカルに「ミュージック・ラヴァーたちを怒らせてしまったな」とおどけている。

スザンナ・リードが「怒らせることを心配しているとは思えないんですが……」と言うと、ジョン・ライドンは再びザ・ローリング・ストーンズに言及している。「確かに。ザ・ローリング・ストーンズでミュージック・ラヴァーを引き合いに出すなんてバカげているよな」

ジョン・ライドンは同じく『グッド・モーニング・ブリテン』で、先日パレスチナを支持することを表明し、ハマスやヒズボラも支持するような映像や「地元の国会議員を殺せ」と煽ったライヴ映像が問題視されているニーキャップについても批判している。

こうした過去のライヴ映像はイギリス警察のテロ対策課の捜査を受けることとなっており、コーチェラ・フェスティバルでの発言はシャロン・オズボーンによる就労ビザを取り消すよう求める声へと繋がることとなっている。

ジョン・ライドンは番組で次のように語っている。「他の人間が亡くなることを提唱したのだとしたら、いかなる形であれ道理はない。そんな奴らはこれから先、凡庸な存在であり続ける限り私の敵だ。そんなことを言うべきじゃないし、同じ人間を敵にするべきじゃない。あとは拳銃で膝を撃つ罰が必要かもしれないね」

先日、ジョン・ライドンはフランク・カーターを迎えて復活したセックス・ピストルズについて「カラオケ」とも評している。

「可愛そうなことだよな。彼は何に手を出したのか分かっているのかな? 彼にとってはいいことだろうね。すごく素晴らしいチャンスだよ。でも、その裏にはもっとダークなこともある」

「その意図には悪意とも言えそうなものがある。それにカラオケだしね。そういうことになるんじゃないかな。しかし、あのバンドの三ばか大将は新曲を書くのに何年かかっているんだ? それを聴いてみたいけどね」

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