第88回アカデミー賞で、映画『007 スペクター』より自身の“Writing’s on the Wall”が最優秀歌曲賞を受賞したサム・スミスが、議論を呼んでいるスピーチの内容について、ツイッター上で弁明している。
最優秀歌曲賞を受賞したサム・スミスはスピーチの中で、「同性愛者であることをオープンにしている者で、最初のオスカー受賞者になれたことを誇りに思う」と述べていたが、これは事実ではなかったことが明らかになっている。
ゲイであることをオープンにしている歴代アカデミー賞受賞者のダスティン・ランス・ブラックをはじめ、ツイッター上ではすぐに事実を正す声が上がっている。また、多くのLGBTの受賞者の歴史に対して無知であることを感じさせるバックステージでの報道陣へのコメントに対しても非難を受けている。
これに対し、サム・スミスはツイッター上で、自身の発言を弁明している。受賞後初めてのツイートでは「本当に夢のようだ」と語り、このように続けている。「ゲイであることをオープンにしている2番目のアカデミー賞受賞者になれて、もしくは3番目か4番目か100番目のね。順番が大事だったわけじゃないんだ。僕は、僕が愛してやまないLGBTコミュニティに光を当てたかっただけ。ダスティン・ランス・ブラック、混乱を招いて申し訳ない。あなたの映画を必ずチェックするよ。遅ればせながら、アカデミー賞受賞おめでとう」
So hungover. genuinely feels like a dream
— Sam Smith (@samsmithworld) February 29, 2016
ひどい二日酔い。本当に夢のようだ
Second openly gay man to win an oscar or third or fourth or 100th, It wasn't my point.
— Sam Smith (@samsmithworld) February 29, 2016
ゲイであることをオープンにしている2番目のアカデミー賞受賞者になれて、もしくは3番目か4番目か100番目のね。順番が大事だったわけじゃないんだ。
My point was to shine some light on the LGBT community who i love so dearly.
— Sam Smith (@samsmithworld) February 29, 2016
僕は、僕が愛してやまないLGBTコミュニティに光を当てたかっただけ。
Apologies for the mix up @DLanceBlack I'll be sure to check out your films now x Belated Congrats on the Oscar x
— Sam Smith (@samsmithworld) February 29, 2016
ダスティン・ランス・ブラック、混乱を招いて申し訳ない。あなたの映画を必ずチェックするよ。遅ればせながら、アカデミー賞受賞おめでとう
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