Photo: Martyna Wisniewska

PUPは来たるニュー・アルバムより新曲“Get Dumber”がミュージック・ビデオと共に公開されている。

新曲“Get Dumber”はジェフ・ローゼンストックが参加した楽曲で、5月2日にリリースされる通算5作目となるアルバム『フー・ウィル・ルック・アフター・ザ・ドッグス?』に収録される。

“Get Dumber”のミュージック・ビデオはこちらから。

ステファン・バブコックは“Get Dumber”について次のように語っている。「“Get Dumber”はジェフ・ローゼンストックの地下室で書いたんだ。彼がツアー中、彼の家の世話をしていた時にね。彼のギター、マイク、パソコンを使って最初のデモを録音した。ジェフの“幽霊”が部屋にいたからか、この曲は最初から一緒に歌っているイメージがあった。だから、彼が歌ってくれると聞いてすごく嬉しかったよ」

「僕らは同じ部屋で向かい合ってヴォーカルを録ったんだ。つまり、どちらかがミスるとやり直しという状況。1テイク目、ジェフは2番で歌詞を忘れて『ああああ、リリック!』と叫んだ。僕は笑いすぎて続けられなかった。その後、正しい歌詞を練習してくれたけど、『ああああ、リリック!』の方が面白いし、曲のタイトルが“Get Dumber”だし、そのまま使うことにした。2テイク目で完璧だったよ」

PUPのフロントマンであるステファン・バブコックは前作のリリース直後に10年間続いた交際が破局したことが新作に影響を与えたと語っている。「偶然にも『ジ・アンラヴェリング・オブ・PUP』というタイトルの前作を発表した数日後に自分の生活は予期せず崩壊することになった。そんな時に“Hallways”の歌詞を書いたんだ。あれはおかしな1週間だった」

ステファン・バブコックは“Hallways”にあるアルバム・タイトルの一節が「本作で最初に書いた歌詞だった」と説明している。「いわゆる“死ぬほど大袈裟だ”とは思うけど、少なくともその前に出てくる曲の文脈からしても痛烈だと思うよ。でも、それが自分たちとしては笑えるんだよね。ダークな時期の誇張された表現も落ち着いたら笑えるものになる。みんなが面白いと思うかは分からないけど、自分のことを笑い飛ばさなきゃいけない時もある。それが奈落の底から抜け出す唯一の方法なんだ」

“Hallways”のミュージック・ビデオはこちらから。

広告 ボノ & ジ・エッジのドキュメンタリー『A SORT OF HOMECOMING with デイヴ・レターマン』がディズニープラスで独占配信!

Copyright © 2025 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ