Photo: GETTY

ザ・キュアーのロバート・スミスは2026年のティーンエイジ・キャンサー・トラストのキュレイターを務めることが発表されている。

毎年、ロイヤル・アルバート・ホールで開催されているチャリティ・ライヴであるティーンエイジ・キャンサー・トラストだが、ザ・キュアーはこれまでに2006年と2014年に出演してきており、ロックダウン時に行われた「アンシーン」キャンペーンにも協力している。

ザ・キュアーのロバート・スミスがイベントのキュレイターを務めるのは初めてではなく、2018年のメルトダウン・フェスティバルでキュレイターを務めており、モグワイ、ザ・サイケデリック・ファーズ、ザ・チャーチ、ナイン・インチ・ネイルズらが出演している。

昨年、ザ・フーのロジャー・ダルトリーが24年間にわたって務めてきたキュレイターの座を退いたことを受けて、ロバート・スミスは2026年のキュレイターを務めることが今回発表されている。ロジャー・ダルトリーは引き続きティーンエイジ・キャンサー・トラストのパトロンを務めている。

ロバート・スミスはキュレイターを務めることについて次のように述べている。「ティーンエイジ・キャンサー・トラストは素晴らしい貢献をしてきました。だから、2026年にロイヤル・アルバート・ホールで行われる公演のキュレイターを依頼されたことは光栄ですし、本当に楽しみなのです。忘れられない週になることをお約束します」

ロジャー・ダルトリーはロバート・スミスが適任である理由について次のように説明している。「ロイヤル・アルバート・ホールで行われるティーンエイジ・キャンサー・トラストにふさわしいキュレイターを見つけることは簡単なことではありませんでした。しかし、ロバート・スミスが2026年を担当してくれることを発表できて、大きな興奮を感じています」

「ザ・キュアーはティーンエイジ・キャンサー・トラストに長年にわたって目覚ましい貢献をしてくれていて、ロバート・スミスはこのチャリティがやってきた活動の重要性を理解してくれています」とロジャー・ダルトリーは続けている。「ティーンエイジ・キャンサー・トラストは世界で最も偉大なアーティストたちが出演し、音楽カレンダーに欠かせないものとなっています。なので、それを受け継いでくれる適切な人物を見つけることは困難でしたが、真の音楽の巨匠であるロバート・スミスは2026年のコンサートにとって完璧なキュレイターでしょう」

2025年のティーンエイジ・キャンサー・トラストは3月24日から29日にわたって開催され、ザ・フー、セックス・ピストルズ・フィーチャリング・フランク・カーター、ジェイムス・アーサー、ザ・コアーズらが出演する。

合わせて2025年のラインナップについても新たな発表が行われていて、インディペンデント・レーベルであるイレースド・テープスが3月29日の監修を務めることも発表されている。イレースド・テープスは実験音楽、ポスト・クラシカル、エレクトロニック・ミュージックで知られるレーベルで、この日の公演にはペンギン・カフェ、ダグラス・デア、ダニエル・ブラント、日本人アーティストのハチス・ノイトが出演することが決定している。

広告 ジョン・ウィリアムズのドキュメンタリー『ジョン・ウィリアムズ/伝説の映画音楽』がディズニープラスで独占配信!

Copyright © 2025 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ