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オアシスはバンドに近い情報筋が『NME』に対してバンドメンバーのラインナップを明かしている。
オアシスはリアム・ギャラガーとノエル・ギャラガーが和解したことで再結成公演を行うことを昨年発表しており、発表以来、バンドメンバーとして誰が参加するかについてが様々な憶測が寄せられることとなっていた。
当初、再結成に他のオアシスのオリジナル・メンバーが参加することはなく、ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズのメンバーがライヴには参加すると報じられていたが、これまでのオアシスに在籍してきたメンバーについても様々な噂が持ち上がることとなってきた。
今回、バンドに近い情報筋は『NME』に対してバンドメンバーのラインナップを語っている。
アンディ・ベル(ベース)

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ポール・ “ギグジー” ・マッギーガンに代わって1999年から2009年までオアシスに在籍し、その後リアム・ギャラガーと共にスピンオフ・バンドとなったビーディ・アイに参加したアンディ・ベルが、再びオアシスのベースを担当すると言われている。ライドのメンバーであり、ハッピー・マンデーズのショーン・ライダーやベズと共にマントラ・オブ・ザ・コスモスにも参加しているアンディ・ベルは先日サード・ソロ・アルバム『ピンボール・ワンダラー』をリリースしており、アルバムには共にオアシスのバンドメンバーだったゲム・アーチャーも参加している。
ゲム・アーチャー(ギター)

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ゲム・アーチャーがギタリストの座に復帰すると言われている。ポール・“ボーンヘッド”・アーサーズの脱退後、1999年から2009年までオアシスに在籍したゲム・アーチャーはビーディ・アイやハイ・フライング・バーズの作品など、ギャラガー兄弟の両方の作品にも参加してきた。彼はヘヴィー・ステレオ、プラウド・メアリーとしても活動してきており、ポール・ウェラーともコラボレーションを行っている。
ポール・“ボーンヘッド”・アーサーズ(ギター)

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愛されるポール・“ボーンヘッド”・アーサーズはリアム・ギャラガーがソロ・アーティストとして成功した歳月でも定期的にステージを共にしており、今回のオアシスの再結成にも関与している。今回、ノエル・ギャラガーとゲム・アーチャーと共にポール・“ボーンヘッド”・アーサーズはギタリストの座に復帰するとされている。
ジョーイ・ワロンカー(ドラマー)

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リアム・ギャラガーが予告していた新しいメンバーの一人が高名で多作なドラマー兼プロデューサーであるジョーイ・ワロンカーとなっている。ベック、R.E.M.、エリオット・スミス、ロジャー・ウォーターズ、トム・ヨークによるアトムス・フォー・ピース、ナイジェル・ゴッドリッチによるウルトライスタなどと仕事をしてきたジョーイ・ワロンカーはこれまでオアシスとプレイしたことはないが、リアム・ギャラガーとジョン・スクワイアのコラボレーション・アルバムのツアーではドラムを担当してきた。バンドに近い情報筋が『NME』に語ったところによれば、このような尊敬すべき音楽家が再結成ラインナップのドラムを担当することに陣営は大いに興奮しているという。
オアシスの再結成公演は7月4日のカーディフ公演を皮切りにUK&アイルランド公演のほか、北米、南米、オーストラリア、韓国、日本でも公演が行われることが発表されている。
オアシスは再結成を発表した際に以下の声明を寄せている。
「The guns have fallen silent.
The stars have aligned.
The great wait is over.
Come see.
It will not be televised.
(銃声は止んだ。星は揃った。長い待ち時間は終わった。会いに来てくれ。テレビ中継はないだろう)」
先日、リアム・ギャラガーはオアシスの再結成公演に参加する新たなメンバーのラインナップについて冗談交じりに言及していた。
リアム・ギャラガーは次のようにツイートしている。「ドラムはペッパピッグで、(『セサミストリート』の)バートとアーニーがリード・ギターとベース、フィンガーボブがキーボード、それに、もちろん俺とうちの奴だ。これですべてが片付くことになればいいけどな。ロックンロールは死んだとか言っているお前ら全員に会うのが待ちきれないよ」
その後、リアム・ギャラガーは『ザ・マペッツ』のミス・ピギーがツアー・マネージャーで、スポンジボブは「ドラッグを再び始めたため、頼りにならない」とも述べている。
オアシスは通算4作目となるアルバム『スタンディング・オン・ザ・ショルダー・オブ・ジャイアンツ』の25周年記念盤も2月28日にリリースされている。
また、オアシスはニュー・オーダー、ザ・ホワイト・ストライプス、マライア・キャリーらと共にロックの殿堂で今年殿堂入りを果たす候補アーティストとなっている。リアム・ギャラガーはノミネートを受けて「ロックの殿堂は意気地なしのためのものだろ」とツイートしている。
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