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チャールズ3世は個人的にお気に入りの楽曲を選んだプレイリストが公開されている。
チャールズ3世は現地時間3月10日午前6時にアップル・ミュージックに『ザ・キングズ・ミュージック・ルーム』と題された番組が配信されており、ビヨンセ、レイ、カイリー・ミノーグ、ダイアナ・ロス、ボブ・マーリー、グレイス・ジョーンズといったアーティストの楽曲を選出している。
バッキンガム宮殿で収録された番組でチャールズ3世は次のように語っている。「人生を通して音楽は私にとって大きな意味を持つものでした。それは多くの人にとってもそうだということは承知しています。音楽には嬉しい思い出を記憶の奥深くから呼び覚ましたり、悲しい時にある時も慰めてくれたり、遠い場所に連れて行ってくれたりする素晴らしい力があります」
「しかし、おそらく何よりも音楽は私たちの気分を盛り上げて、称賛の気持ちと共に私たちを団結させてくれます。言い換えれば、喜びをもたらしてくれるのです」
プレイリストは以下の通り。
1. Bob Marley & The Wailers – Could You Be Loved
2. Millie Small – My Boy Lollipop
3. Kylie Minogue – The Loco-Motion
4. Al Bowlly – The Very Thought of You
5. Grace Jones – La Vie En Rose
6. Raye – Love Me Again
7. Daddy Lumba – Mpempem Do Me
8. Davido – Kante (feat Fave)
9. Miriam Makeba – The Click Song
10. Jools Holland & Ruby Turner – My Country Man
11. Anoushka Shankar – Indian Summer
12. Siti Nurhaliza – Anta Permana
13. Dame Kiri Te Kanawa – E Te Iwi E (Call to the People)
14. Michael Buble – Haven’t Met You Yet
15. Arrow – Hot Hot Hot
16. Beyonce – Crazy in Love (feat Jay-Z)
17. Diana Ross – Upside Down
チャールズ3世はカイリー・ミノーグの“The Loco-Motion”について「ダンスのための音楽」と評している。「感染するようなエネルギーがあって、じっと座っていられなくなります。この曲には抗いがたい喜びの感覚があります」
チャールズ3世はダイアナ・ロスの“Upside Down”について「特にお気に入りの1曲」だと語っている。「ずっと若かった頃はこの曲がかかると立ち上がって踊らずにはいられませんでした。だから、今でもなんとか踊れるんじゃないかと思っています」
チャールズ3世は「ザ・プリンス・トラスト」、今の「ザ・キングス・トラスト」を支援してくれたビヨンセに感謝の思いを伝えた後、2025年のグラミー賞で初めて最優秀アルバム賞を受賞したことにお祝いの言葉を贈っている。
チャールズ3世はボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズの“Could You Be Loved”について「素晴らしい感染力のあるエネルギーと同時に彼の深い偽りない気持ちとコミュニティに対する深い気遣いがあります」と評している。「彼の『人々は内側に声を抱えている』という言葉を常に思い出しています」
チャールズ3世は2021年にもザ・スリー・ディグリーズ、ダイアナ・ロス、エディット・ピアフの曲を自身の好きな曲と紹介している。
他のイギリス王室ではウィリアム皇太子はジョージ王子とシャーロット王女と共に昨年テイラー・スウィフトのツアーを訪れたことも明らかになっている。
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