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ビヨンセは亡くなったR&Bシンガーのアンジー・ストーンに追悼の意を表している。
ヴェテランのR&Bシンガーであるアンジー・ストーンは現地時間3月1日に交通事故で亡くなっている。享年63歳だった。この事故に巻き込まれて亡くなったのはアンジー・ストーンのみとなっている。
ビヨンセは不慮の訃報を受けて自身のウェブサイトに追悼文を掲載しており、次のように述べている。「あなたの声、あなたの強さ、あなたのアーティスト性に感謝します。あなたの素晴らしい功績は永遠に生き続けるでしょう。安らかに眠って下さい。アンジー・ストーン」
アンジー・ストーンは長く成功を収めたキャリアで三度グラミー賞にノミネートされており、ディアンジェロ、エリカ・バドゥ、スヌープ・ドッグ、アリシア・キーズとコラボレーションを行っている。
アンジー・ストーンはヒップホップのトリオであるザ・シーケンスからキャリアを始め、シュガー・ヒル・レコーズと契約した初の女性グループとなっている。ザ・シーケンスは“Monster Jam”、“Funk You Up”といったヒット曲を輩出しており、“Funk You Up”はマーク・ロンソンとブルーノ・マーズによる“Uptown Funk”でサンプリングされている。
ザ・シーケンスの解散後、アンジー・ストーンはヴァーティカル・ホールドというグループに加入した後、他のアーティストのソングライターやバッキング・ヴォーカルを務めており、ディアンジェロの名作『ブラウン・シュガー』と『ヴードゥー』にも参加している。
アンジー・ストーンは90年代後半からソロ・アーティストとしての活動を本格化させ、ソロ・デビュー・アルバム『ブラック・ダイアモンド』を1999年にリリースしている。“Wish I Didn’t Miss You”、“Brotha”、“No More Rain (In This Cloud)”といった曲は全米シングル・チャート入りを果たしており、プリンスとのデュエットとなった“U Make My Sun Shine”も全米シングル・チャート入りを果たしている。
アンジー・ストーンは2004年発表の『ストーン・ラヴ』、2007年発表の『ジ・アート・オブ・ラヴ&ウォー』といったアルバムをその後もリリースしており、最新作は2023年発表の『ラヴ・ランゲージ』となっている。
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