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マイケル・ジャクソンは『ネバーランドにさよならを』の続編がまもなく公開されると報じられている。

2019年、HBOはマイケル・ジャクソンが2人の未成年者に性的虐待を加えたという疑惑をめぐる2部構成のドキュメンタリーを製作している。ダン・リードが監督した『ネバーランドにさよならを』は子どもの頃に性的虐待を受けたと主張するウェイド・ロブソンとジェイムズ・セーフチャックの証言に焦点を当てている。

今回、『ネバーランドにさよならを』の続編は『サヴァイヴィング・マイケル・ジャクソン』というタイトルで、UKのチャンネル4で3月18日から放送・配信されることが決定している。『サヴァイヴィング・マイケル・ジャクソン』にHBOは参加していない。HBOは2019年にマイケル・ジャクソンの遺産管理団体から『デンジャラス』ワールド・ツアーの1992年のコンサート・フィルムの27年前の非排除条項に違反しているとして訴えられることとなっていた。

『ネバーランドにさよならを II:サヴァイヴィング・マイケル・ジャクソン』について配給元のスフィア・アバカスはウェイド・ロブソンとジェイムズ・セーフチャックが長年にわたって受けてきた世間からの批判を含め「困難な旅とその多くの紆余曲折と挫折」を掘り下げたものになると説明している。

マイケル・ジャクソンはキャリアを通して複数の児童性的虐待疑惑に直面しており、2005年の大きな注目を集めた裁判では刑事告訴されたが、マイケル・ジャクソンは容疑を否定して、無罪を勝ち取っている。

1993年にはロサンゼルスで歯科医として働きながら脚本家になることを目指していたエヴァン・チャンドラーが13歳の息子であるジョーダン・チャンドラーに性的虐待を行ったとして告発している。この裁判は1994年に金銭での和解に至っている。

2024年、『ネバーランドにさよならを』の監督であるダン・リードは現在製作されているマイケル・ジャクソンの伝記映画について「驚くほど不誠実だ」と批判していた。

先日、マイケル・ジャクソンは伝記映画『マイケル(原題)』が遺産管理団体がドラマ化を禁じている性的虐待疑惑を描いたという第3幕全編の撮り直しを余儀なくされていると報じられている。

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