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レッド・ツェッペリンのギタリストであるジミー・ペイジはIMAXで上映されているドキュメンタリー『ビカミング・レッド・ツェッペリン』に対するファンの「頭の下がる、心動かされる」反応に感謝の思いを伝えている。

現在、欧米で劇場公開されている『ビカミング・レッド・ツェッペリン』はバンドの歴史を大スクリーンで見せる初の公式映画で、2019年に初めて発表されて以来、製作が続けられてきた。

2月5日にIMAXで公開され、その2日後に一般の映画館でも公開された本作については多くのレッド・ツェッペリンのファンが足を運ぶこととなっている。映画はジミー・ペイジ、ロバート・プラント、ジョン・ポール・ジョーンズによる新たなインタヴューのほか、1980年に亡くなったドラマーのジョン・ボーナムの過去のインタヴューも盛り込まれている。

ジミー・ペイジは現地時間2月17日にインスタグラムで映画の評判について個人的に感謝の思いを伝えている。「IMAX、ないしは一般の映画館で『ビカミング・レッド・ツェッペリン』を観た、みなさんの信じられないような反応と売れ行きを見ていると、ファンからの反響は頭の下がる、心動かされるものだったと言わざるを得ません」

「みなさんの熱い思いに感謝します」という文章と共にジミー・ペイジは『ビカミング・レッド・ツェッペリン』のトレイラー映像を投稿している。

監督のバーナード・マクマホンは『ビカミング・レッド・ツェッペリン』について次のように述べている。「IMAXによる映画としての力と本作の本物のサウンドが結びつくことで、没入的/錯覚的な体験となり、バンドと同じ会場にいるように感じるでしょう」

脚本/プロデューサーのアリソン・マクガーティは次のように続けている。「私たちは5年間をかけて大西洋を往復し、屋根裏部屋や地下室を探し回って、未公開の貴重な映像や写真、音源を探し求めてきました。それぞれのメディアを独自のノウハウでデジタルに変換して、IMAXでは、これらの55年前のクリップや音楽が、昨日ラボから出てきたかのように観たり聴いたりできるのです」

レッド・ツェッペリンのドキュメンタリー映画の監督は映画を手掛けるにはジミー・ペイジのテストに合格しなければならなかったと語っている。

オファーをした数日後、バーナード・マクマホンはジミー・ペイジから電話があって「パンボーンに一緒に行ってもらえないか?」という誘いを受けたことを『ガーディアン』誌に明かしている。パンボーンはレッド・ツェッペリンの歴史において重要な役割を果たした街で、最初のリハーサル・スペースだったジミー・ペイジのボートハウスがあったため、バーナード・マクマホンは脚本/プロデューサーのアリソン・マッガーティと共に誘いに応じることにしたと説明している。

「後々、それがテストだったことが分かったの」とアリソン・マッガーティは語っている。「パンボーンに行かないと言っていたら、映画を作ることはできなかったでしょうね」

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