Photo: Macall Polay/Searchlight Pictures

ボブ・ディランは映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』におけるライヴ・パフォーマンスによる撮影へのこだわりを語った特別映像の日本語版が公開されている。

映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は「1960年代初頭、後世に大きな影響を与えたニューヨークの音楽シーンを舞台に、19歳だったミネソタ出身の一人の無名ミュージシャン、ボブ・ディランが、フォーク・シンガーとしてコンサートホールやチャートの寵児となり、彼の歌と神秘性が世界的なセンセーションを巻き起こしつつ、1965年のニューポート・フォーク・フェスティバルでの画期的なエレクトリック・ロックンロール・パフォーマンスで頂点を極めるまでを描く」作品で、主演のティモシー・シャラメがボブ・ディランを演じている。

公開された特別映像はこちらから。

先日、俳優のティモシー・シャラメはボブ・ディランの伝記映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』でボブ・ディランを演じるにあたって30曲を演奏できるように練習したことを明かしている。

「映画のために13曲を覚えなきゃいけなかったんだけど、全部で30曲ぐらいは演奏できるようになったと思う。ティム・モニッチが喋り方のコーチだったんだけど、何年も一緒にやったんだ。ハーモニカのコーチとも5年ぐらい取り組んできた。そして、ポリー・ベネットという女性が動き方のコーチだったんだけど、肉体的なことよりも一緒に脚本に取り組むことで、より多くのものを得ることができた」

「そして、他にいい代わりもなかったから自分の思いとしてボブの足跡を追ってみたんだ。シカゴやウィスコンシン州マディソンってね。(ミネソタ州の)ヒビングやダルースから始めた。ボブ・ディランの出身地で1週間過ごしたんだ」

ティモシー・シャラメはセットでボブ・ディランの曲を演奏したのが最も安心したことだったと語っている。「最もユニークな挑戦だったけれど、自信が生まれたのは最終的にすべての曲をライヴでやったからなんだ」

映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は日本では2025年2月28日より公開されることが決定している。

映画の概要は以下の通り。

『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
監督:ジェームズ・マンゴールド『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』『フォード vs フェラーリ』
出演:ティモシー・シャラメ、エドワード・ノートン、エル・ファニング、モニカ・バルバロ、
   ボイド・ホルブルック、ダン・フォグラー、ノーバート・レオ・バッツ、スクート・マクネイリー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
北米公開:2024年12月
原題:A COMPLETE UNKNOWN
コピーライト:©2024 Searchlight Pictures.

更なる詳細は以下のサイトでご確認ください。

https://www.searchlightpictures.jp/movies/acompleteunknown

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