Photo: Graham Tolbert

ボン・イヴェールは待望となる通算5作目のニュー・アルバム『セイブル、フェイブル』をリリースすることを発表している。

12曲が収録されるアルバムは2019年発表の『アイ、アイ』以来となるフル・アルバムで、4月12日にリリースされる。

ボン・イヴェールことジャスティン・ヴァーノンは2月14日に新作から“Everything Is Peaceful Love”が公開されることも発表している。同時に公開されるミュージック・ビデオはジョン・ウィルソンが監督・撮影・編集を手掛けている。

『セイブル、フェイブル』は2024年に発表されたEP『セイブル、』の3曲から始まる形となっており、アルバムにはダニエル・ハイムとのコラボレーションとなる“If Only I Could Wait”も収録される。

ジャスティン・ヴァーノンとジム・E・スタックがプロデュースした『セイブル、フェイブル』はウィスコンシン州にあるジャスティン・ヴァーノンのエイプリル・ベース・スタジオでレコーディングされている。プレス・リリースではアルバムの「コンセプトの発端」は2022年2月2日に「ジム・E・スタックがダニエル・ハイムとエイプリル・ベース・スタジオを訪れた」時に生まれたと紹介されている。

「何日も雪に閉ざされた中でジャスティン・ヴァーノンとダニエル・ハイムの声が絡み合うことになった“If Only I Could Wait”は新しい愛という幸せがなければ最高の自分自身になれる強さを持てないという決定的な視点を持ったデュエットとなっている」

昨年リリースされたEP『セイブル、』はアルバムの「プロローグ」と評されている。

「寓話のように各トラックには教訓があり、『セイブル、フェイブル』は恋人や別の人のことに巻き込まれている時の無私のリズムを捉えたアルバムとなっています。それは崇高さと一体感へのペースを見つけていく粘り強い取り組みなのです」

「『アイ、アイ』や『22、ア・ミリオン』でジャスティン・ヴァーノンの声を保護していた深くおぼろげな音のレイヤーはもうありません。これまでの4枚のアルバムは完結したシーズンのサイクルでした。『セイブル、フェイブル』は真実が剥き出しとなったキャンバスとなっています」

“Everything Is Peaceful Love”については「恋に落ちる相手に出会った幸福感に圧倒される男性」が描かれているという。

「しかし、『セイブル、フェイブル』でも影は依然として存在しており、リセットして再出発しようと努力しても、古い感情が戻ってくることがあります」

ジャスティン・ヴァーノンは2019年に『アイ、アイ』を発表した後、様々なコラボレーションを行っており、テイラー・スウィフトのアルバム『フォークロア』と『エヴァーモア』に参加している。2022年にはザ・ナショナルの“Weird Goodbyes”に参加しており、2023年にはザック・ブライアンの“Boys Of Faith”に参加している。

新作のトラックリストは以下の通り。

01. THINGS BEHIND THINGS BEHIND THINGS
02. S P E Y S I D E
03. AWARDS SEASON
04. Short Story
05. Everything Is Peaceful Love
06. Walk Home
07. Day One (feat. Dijon and Flock of Dimes)
08. From
09. I’ll Be There
10. If Only I Could Wait (feat. Danielle Haim)
11. There’s A Rhythmn
12. Au Revoir

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