ビッグ・シーフはロサンゼルスの山火事の被害を受けた人々への資金を募るためにチャリティEP『パッション・リレーション』をリリースしている。
1月7日から始まったロサンゼルスの山火事は29人の死者を出しており、12000棟以上の建物が焼失し、15万人の住民が避難する事態となっている。
5曲を収録したEPはバンドの公式ウェブストアから購入することができ、すべての収益は壊滅的な山火事の被害を受けた人のために寄付される。
公式ウェブストアはこちらから。
プレス・リリースでバンドは次のように述べている。「カリフォルニア州の山火事の被害を受けたすべての人々に胸を痛めています。大好きな未発表曲で『パッション・リレーション』というEPを作ったので私たちのウェブストアのみで購入することができます。すべての収益はロサンゼルスの山火事の被害を受けた人たちの救済に使われます」
ビッグ・シーフは次のように続けている。「私たちが願うのは、こうした寄付が被災したコミュニティの重要かつ当面のニーズに対応するだけでなく、そのコミュニティ内のアーティストの仕事やアイデンティティ、文化を維持する手助けとなることです」
収益の大部分はプラスワン・ロサンゼルス・ファイアーズ・ファンドに寄付されるとのことで、この基金は住宅、教育、動物保護など、重要なニーズに取り組むために現地で活動する団体を直接支援している。残りの収益はこの時期に特別な支援を必要としている地元のミュージシャン、アーティスト、コミュニティに寄付される。
ワールド・ウェザー・アトリビューションはロサンゼルスの山火事が人類を原因とした気候変動によって「発生しやすくなった」とする調査結果を発表している。カリフォルニア州で火災を引き起こした高温、乾燥、強風の状況は「主に石油、ガス、石炭の燃焼によって引き起こされた温暖化により、その可能性が35%高くなった」と調査結果は述べている。
ロサンゼルスの山火事を受けてブリンク182はアルカライン・トリオと共にチャリティ・ライヴを行うことを発表している。このチャリティ・ライヴは2月13日にハリウッド・パラディアムで行われるもので、イベントのチケット収益の100パーセントが寄付される。
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