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クイーンのギタリストであるブライアン・メイは昨年の心臓発作のせいで感じた二度とギターを弾けない恐怖について語っている。

昨年9月、ブライアン・メイは「思いがけず突然、軽い心臓発作」に襲われたことを明かしており、片腕の自由がきかない状態になったと説明している。ブライアン・メイは「少し怖かった」ものの、「素晴らしい」治療をしてもらったと振り返っている。

ブライアン・メイは『ギタリスト』誌の最新号で健康問題のために演奏ができなくなる不安について語っている。「それは頭をよぎったよね。左手のコントロールが効かなくなって、本当に怖かった。どうなるか分からなかったんだ」

「医師に電話したら、彼女は『分かりました。軽い心臓発作だと思います。999に電話して、救急車に乗ってください。そこで会いましょう』と言ってくれた。最悪の時でも腕は動かせなかったけど、指は動かすことができた。それで『おそらく危険な状態ではないだろう』と思った。今はもう大丈夫。ゆっくり対処しているところなんだ」

妻のアニタ・ドブソンはブライアン・メイの容態についてこれまでオンラインで経過を伝えており、昨年の時点で「ちょっと大変だった腕の使い方も戻ってきた」と述べている。

2025年のインタヴューでアニタ・ドブソンは『ザ・サン』紙のインタヴューでブライアン・メイの容態について「安定している」と語っている。

「今年の始まりはいろいろ大変だった」とアニタ・ドブソンは語っている。「二人とも風邪になったけど、子どもたちをラップランドに連れて行った。15人もいたわ」

「ブライアンは今は安定している」とアニタ・ドブソンは続け、田舎に引っ越して以来、彼は「かつてないほど幸せ」だと述べている。長年、動物愛護活動家として知られるブライアン・メイは「鳥や動物を愛しており」、「鳥やアナグマ、キツネ、キジ」に餌をあげて過ごしているという。

アニタ・ドブソンは二人で「一日一日を大切に過ごしている」として、次のように語っている。「そのおかげで、いつ自分の身に降りかかってもおかしくないということに気づかせてくれる。必ずしも年寄りである必要はない。誰にでも起こり得ることよね」

「健康だと思っていて、マラソンを走る人たちでも若くして亡くなったりすることもある。毎日を最後の日だと思って生きなければならない。それは簡単なことじゃない。それを忘れて、来週もあるなんて思っていると、埋まってしまうことがある。人生とは貴重なものであることを知って、これほど急速に変化している今、誰もが細い糸の上にいるようなものなのです」

2020年にもブライアン・メイは「軽い心臓発作」になって病院に搬送されている。その際、鬱血した動脈が3つ医師によって発見され、「死にそうになった」ことを明かしていた。

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