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ガンズ・アンド・ローゼズはHuluで配信されている新ドラマ『パラダイス』のタイトル変更に関わっていたことが明らかになっている。

1月26日からアメリカで配信が開始された『パラダイス』はジェームズ・マースデン演じるカル・ブラッドフォード大統領を警護するシークレット・サービス、ザビエル・コリンズを主人公とした物語で、主演はスターリング・K・ブラウンが務めている。

物語の中でカル・ブラッドフォード大統領は今日では「ダッド・ロック」と呼ばれる音楽のファンとして描かれていて、80年代や90年代のロックが重要な役割を果たしており、最初のエピソードはジョイナーによるフィル・コリンズの“Another Day in Paradise”のカヴァーで締めくくられる形となっている。

今回、『パラダイス』の脚本を手掛けたジェニファー・マースは元々ドラマは“Paradise City”というタイトルで考えていたことを『ヴァラエティ』誌に明かしている。「ガンズ・アンド・ローゼズの1988年のヒット曲やそのタイトルを使用することについてスタジオが折り合いをつけられなかったため、タイトルは短くされることになったのです」

2019年にガンズ・アンド・ローゼズはバンド名をもじった商品を自身の許可なく販売しているとして販売元のビール会社に対して訴訟を起こしている。また、2010年にアクセル・ローズはゲーム『ギター・ヒーローIII』でギタリストのスラッシュの画像が使われたことを受けて2000万ドルを求める訴訟も起こしたことがある。

先月、ガンズ・アンド・ローゼズは2025年に中東とヨーロッパを回るツアーを行うことを発表している。

24公演に及ぶツアーはサウジアラビア、ジョージア、リトアニア、ルクセンブルクで初めて公演を行うものとなり、パブリック・エナミー、ライヴァル・サンズ、セックス・ピストルズ&フランク・カーターがサポート・アクトを務める予定となっている。

ツアーは5月23日のサウジアラビア公演を皮切りにUAE、ジョージア、ポルトガル、スペイン、イタリア、チェコ、ドイツ、UK、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、ポーランド、セルビア、ブルガリア、オーストリア、ルクセンブルク、ドイツを回るものとなる。

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