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ピート・ドハーティは義理の両親のチケットを確保するためにオアシスのサポート・アクトをやりたいと名乗りを上げている。

ピート・ドハーティは『i・ペーパー』のインタヴューでオアシスによる再結成公演について語っており、家族のためにチケットを手に入れることができるのであれば、長年続いていた確執を脇においても構わないと語っている。

9年ぶりとなるソロ・アルバムのインタヴューを受ける中でピート・ドハーティは昨年の夏に再結成が発表された時にチケットを入手できなかったことを明かしている。

ピート・ドハーティによれば、義理の両親がオアシスのファンということで、チケットを手に入れようとしたものの、他のファン同様、チケットの需要が高すぎて入手することは叶わなかったという。今回、ピート・ドハーティはチケットを手に入れるためにもライヴに参加したいと語っている。

「もしもノエルやリアムがこれを読んで、10分のアコースティック・スロットをやらせてくれないかな?」とピート・ドハーティは冗談を飛ばしている。「開場前でもいいからね」

ピート・ドハーティは次のように続けている。「というのも、僕がバンドをやっていて知られているから、親族はチケットが手に入ると思っているんだよ。それから言い逃れるために『どれかの公演でサポート・アクトをやるかもしれないね』と言ったんだ。もちろん、事実ではないけれど、それで時間を稼げたんだよ」

「交通費だけくれればいいんだ」とピート・ドハーティは語っている。「ギャラはいらないよ」

オアシスの再結成公演についてはキャストとリチャード・アシュクロフトがサポート・アクトを務めることが発表されており、ピート・ドハーティの懇願が実現する可能性は低そうだが、それ以上にギャラガー兄弟とピート・ドハーティは長年確執を抱えてきた。

リアム・ギャラガーは2005年に『NME』のインタヴューでピート・ドハーティについて次のように語っている。「リバティーンって言葉はどういう意味だい? 自由だって。あいつは頭にヘルメットを被って、街角でドラッグをやっているんだろ。そんなの自由じゃないね。気持ち悪いよ」

2017年にもリアム・ギャラガーはロックスターのあるべき姿を体現していないとピート・ドハーティを批判している。「だけど、あいつはロックスターじゃないだろ? ロックスターを最近はダーティな言葉だと考える人がたくさんいる。『自分はロックンロールなんかじゃない。詩人だよ』ってね。消えてくれ。17歳とか18歳でバンドに入った時なんてキース・ムーンやキース・リチャーズになりたいもんだろ」

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