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元スウェードのバーナード・バトラーは新たに結成したスーパーグループ、バトラー・ブレイク&グラント名義でニュー・シングル“Bring An End”をリリースしている。

グループはバーナード・バトラーのほか、ティーンエイジ・ファンクラブのフロントマンであるノーマン・ブレイク、シンガーソングライターのジェイムス・グラントという布陣となっている。

ニュー・シングル“Bring An End”はミュージック・ビデオと共に現地時間1月15日に公開されている。同曲は3月28日に355レコーディングスよりリリースされるセルフタイトルのアルバムから公開された最初の楽曲となっている。

“Bring An End”のミュージック・ビデオはこちらから。

「昨年、ノーマン・ブレイクの家のリヴィング・ルームに何度も滞在させてもらって、これらの曲をレコーディングしたんだ。訪問する度に曲を加えていって、ロンドンでミキシングした」とバーナード・バトラーはインスタグラムの投稿で説明している。

ジェイムス・グラントは“Bring An End”について『クラシック・ポップ』誌に次のように語っている。「ノーマン・ブレイクが曲を書いて送ってくれたんだけど、すぐに感じるものがあった。正直、ノートを開いたら、そこに歌詞がすべて書かれていた。書いた記憶がまったくなかったんだ。午後を使って、手を入れたら完成していた。『Bring an end to this ugliness(醜悪さに終止符を打て)』というのには普遍性がある。僕たちなりの“Mull of Kintyre”になれるかもしれないね」

ノーマン・ブレイクは次のように続けている。「“Bring An End”は携帯電話に入れたたくさんの音楽の断片の一つだった。バトラー・ブレイク&グラント向けのものを探している時にこの曲が浮かんだんだ」

「歌詞のない音楽的なアイデアで、ジェイムス・グラントのノートブックに合うものがあるかもしれないと思ったんだ。携帯電話の音源を彼に送ったら、まさに次の日には曲が完成していたんだ」

バトラー・ブレイク&グラントはアルバムのリリースを記念して3月にスコットランドで2公演を行った後に6月にUKツアーを行うことが決定している。

バーナード・バトラーは昨年6月に25年ぶりとなるソロ・アルバム『グッド・グリーフ』をリリースしている。「しばらくの間、私は傷を抱え、恐れていた。幸いなことに気分が紛れて、楽しく音楽に関わることができた」とバーナード・バトラーは説明している。

「ただ、そこにいることが自分が望んでいた以上のことだと気づいたんだ。他の人に与えられるものがあったんだよね。自分のストーリーは自分が何であるかよりも、自分が何であったかが重要だと気づいたんだ」

バトラー・ブレイク&グラントは昨年スコットランドでいくつかのライヴを行っており、昨年12月号の『アンカット』誌でプロジェクトが正式に発表されている。

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