フー・ファイターズのデイヴ・グロールは自身の誕生日にロサンゼルスの山火事で避難生活を余儀なくされている家族のために食事を提供している。
デイヴ・グロールは現地時間1月14日に56歳の誕生日を迎えており、山火事の被害を受けた人々に食事を提供するヴォランティアとして誕生日を過ごしている。
現地時間1月7日に始まった山火事はこれまで24人が亡くなっており、18万人の住民が避難して、12000棟の建物が焼失したとされている。
ロサンゼルスのフィード・ザ・ストリーツはインスタグラムのストーリーでデイヴ・グロールが家を離れることを余儀なくされた人々に食料を提供する活動の一環として、大きな鍋でチリをかき混ぜている姿を投稿している。別の映像ではデイヴ・グロールが通路でコンテナを押して運ぶ様子が見て取れる。
デイヴ・グロールが地元のチャリティ活動に参加するのは初めてではなく、ロサンゼルスのエンシノ地区で暮らすデイヴ・グロールは過去にもフィード・ザ・ストリーツのヴォランティアに参加している。
昨年、デイヴ・グロールはスーパーボウルの日にロサンゼルスのホームレス・シェルターでバーベキューを行っており、2023年にも同じようにホープ・オブ・ザ・ヴァレーの救済施設で16時間バーベキューを行っている。
2023年12月にはデイヴ・グロールはフー・ファイターズのオーストラリア・ツアーのオフ日を利用して、メルボルンの慈善団体でヴォランティア活動を行い、ホームレスに食事を提供している。2018年にはカリフォルニア州を襲った壊滅的な山火事に取り組んだ消防士たちの取り組みに感謝するため、バーベキュー会場に足を運び、料理を振る舞っている。
一方、ビヨンセは自身のチャリティ団体「ビーグッド」を通じて山火事の救済ファンドに250万ドル(約3億9000万円)を寄付することも発表している。メタリカもロサンゼルスの山火事の支援として50万ドルを寄付している。
先週、ビヨンセの母親であるティナ・ノウルズはマリブのバンガローを焼失したことを明かしている。「大好きな場所で、聖域で、神聖な幸せの場所でした。今やそれもなくなってしまいました」
楽器店のギター・センターはロサンゼルスの山火事の被害を受けたミュージシャンに対して代わりの楽器や機材を支給するプログラムを行うことも発表している。
昨日、グラミー賞とレコーディング・アカデミーの非営利部門であるミュージケアーズは山火事を受けて1,000人以上の音楽関係者が支援を受けていることを明らかにしている。
ミュージケアーズは先週「ファイア・リリーフ・エフォート」を立ち上げており、多くの人々から相談が寄せられているという。ミュージケアーズのテリーザ・ウォルターズは『NME』に次のように語っている。「相談を受けている中で衝撃だったのはすべてを失ってしまった人の数です」
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2025 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.