リンゴ・スターはジャック・ホワイトやシェリル・クロウと共演したカントリー・コンサートが配信されることが決定している。
2時間の番組は『リンゴ&フレンズ・アット・ザ・ライマン』というタイトルで、今春にパラマウント+で配信されるという。公演の模様は1月14日・15日にナッシュヴィルのライマン・オーディトリアムで収録される。
リンゴ・スターは先週リリースしたばかりの『ルック・アップ』の曲を演奏しているほか、ザ・ビートルズの楽曲やソロの楽曲をカントリーの解釈で披露している。コンサートの収益はロサンゼルスの山火事の被害を受けた人々を支援するためにアメリカ赤十字社に寄付される。
現地時間1月7日に始まった山火事はこれまで24人が亡くなっており、18万人の住民が避難して、12000棟の建物が焼失したとされている。
「ライマン・オーディトリアムに出演するのは常に楽しみだけれど、今回はカントリーをやるんだ」とリンゴ・スターは『ハリウッド・レポーター』に語っている。「T・ボーン・バーネットが素晴らしいライヴにまとめてくれた。カントリーで自分の曲をやったり、すごいミュージシャンたちと共演したりするのが楽しみだよ。ピース、ラヴ、カントリー・ミュージックによる二夜になるんだ」
公演にはジャック・ホワイトやシェリル・クロウのほか、ブレンダ・リー、ロドニー・クロウエル、エミルー・ハリス、ミッキー・ガイトン、サラ・ジャローズ、ジェイミー・ジョンソン、ビリー・ストリングス、ザ・ウォー・アンド・トリーティ、ラーキン・ポー、モリー・タトルらも参加している。
「リンゴー・スターほど、善意を生み出してきた人物は世界にもいない。大袈裟でなく、そう思っているんだ」とT・ボーン・バーネットは述べている。「リンゴ・スターはザ・ビートルズに入る前はカントリー・ミュージックをやっていたんだ。ザ・ビートルズとやった曲でも“Matchbox”や“Honey Don’t”、“What Goes On?”、“Don’t Pass Me By”あたりはカントリーだし、“Octopus’s Garden”だってカントリー・ソングなんだ」
「どんなカントリーとは言えないけれど、まさにカントリー・ソングで、ナッシュヴィルは非凡なミュージシャンがたくさんいる街だ。そうしたミュージシャンによるすごいバンドがリンゴ・スターや他のアーティストに加わる形になるんだよ」
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