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オフスプリングのギタリストであるケヴィン・“ヌードルズ”・ワッサーマンはリンキン・パークが新しいヴォーカリストにエミリー・アームストロングを選んだことについて「大胆かつ素晴らしい」と語っている。

デッド・サラの結成メンバーであるエミリー・アームストロングは今年9月にリンキン・パークの新ヴォーカリストを務めることが発表されており、2017年に亡くなったチェスター・ベニントンの跡を継ぐこととなっている。

ドラマーにコリン・ブリテンを迎えたリンキン・パークの復帰は当初あたたかく受け止められたが、エミリー・アームストロングがサイエントロジーやダニー・マスターソンと関連があることも報じられており、意見が分かれるところなっている。

そうした報道を受けてエミリー・アームストロングは「誤解を解くため」の声明を発表しており、マイク・シノダはバンドの復帰について「過去を消す」ためのものではないとも述べている。

リンキン・パークは7年ぶりとなる通算8作目となるアルバム『フロム・ゼロ』を11月にリリースしており、2025年には大規模なツアーを行うことが決定している。

今回、ケヴィン・“ヌードルズ”・ワッサーマンはリンキン・パークの新たな活動について自身の見解を語っている。マルセロ・ヴィエイラによるインタヴューでヌードルズはエミリー・アームストロングの加入について「大胆かつ素晴らしい選択だった」と語っている。

「女性シンガーを受け入れない人がたくさんいることは分かるよ。どういった理由であれね」とケヴィン・“ヌードルズ”・ワッサーマンは語っている。「くだらない理由だと思うけどさ。エミリーは素晴らしいよ。素晴らしい声を持っている。前にデッド・サラとはツアーをやったことがあるんだ」

「うまくいくことを願っているよ。これまでのように成功してくれたらと思う。エミリーは素晴らしいし、バンドの連中も素晴らしいからね。彼らはいい音楽を作っていると思うよ」

マイク・シノダはチェスター・ベニントンに似た声を持つ人ではなく、エミリー・アームストロングとやることにした理由について語っている。「エミリーにはエミリーでいてほしいんだ。曲は曲だし、エミリーはエミリーだからね。2020年だか、2019年くらいに動画を観たのを覚えている。リンキン・パークのカヴァー・バンドだったんだけど、フィードに出てきて、ファンも気に入っていた。『すげえ。この人はいいね。チェスターみたいな声だ』ってね」

「その動画を観た時に『クールだけど、あまりにもチェスターみたいで不気味だな』と思ったんだ。好きになれず、不気味に感じた。それですぐに自分たちはこういうことじゃないと分かった。カヴァー・バンドにはいいんだろうけど、自分たちには合わないってね。カヴァー・バンドは素晴らしかったけど、自分たちのバンドではやらないなと思ったんだ」

リンキン・パークは2025年2月に来日公演を行うことが決定している。

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