デイヴ・グロールの娘であるヴァイオレットはデビュー・アルバムを制作していると報じられている。
『ハリウッド・レポーター』は匿名の情報筋の言葉として18歳のヴァイオレットが「アーティストとして成長するためにものすごく熱心に取り組んでいる」と伝えている。ヴァイオレットは父親から誕生日プレゼントとして贈られたスタジオでの時間を最大限に活用しているという。
ヴァイオレットのアルバムの話は突然出てきたわけではなく、2018年から彼女はフー・ファイターズのツアーに参加して、バッキング・ヴォーカルを担当してきた。特に2022年に開催されたテイラー・ホーキンスのトリビュート・コンサートに出演したことはよく知られており、ジェフ・バックリィの“Last Goodbye”と“Grace”、ザ・ズートンズの“Valerie”をカヴァーしている。
それ以降もヴァイオレットはフー・ファイターズと共演してきており、昨年のグラストンベリー・フェスティバルでは“Show Me How”に参加している。“Show Me How”はデイヴ・グロールが亡くなった母親のために書いた曲となっている。
『ハリウッド・レポーター』はヴァイオレットが「本物のトーチ・ソングの歌い手であり、そのヴォーカルは途轍もなく、非常に才能に溢れています」という匿名の情報筋の言葉も紹介している。アルバムのために彼女はキム・ゴードン、チャーリーXCX、スカイ・フェレイラを手掛けたプロデューサーのジャスティン・ライゼンとコラボレーションしているという。
2021年1月、デイヴ・グロールはヴァイレットについて「楽器を手にして1週間で習得できる」「非常に才能に溢れたミュージシャン」と賛辞を寄せている。「彼女のドラマーになるのが生涯の夢の一つだね」
今年9月、デイヴ・グロールは妻のジョーダン・ブラムとの婚姻関係とは別のところで父親になったことを発表している。「私は妻と子どもたちを愛していますし、許してもらって、信頼を回復できるよう全力を尽くしています。関係する子どもたちへの配慮に感謝しますし、私たちは共に前に進んでいきます」
その後、フー・ファイターズはライヴ活動を休止することも発表している。デイヴ・グロールは「家族の信頼を取り戻す」のに集中したいとのことで、「活動休止が全体としても一番の選択だ」と考えていると語っている。
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