フガジのブレンダン・キャンティはフガジ再結成の可能性について語り、「残っているチャンスはある」と語っている。
ブレンダン・キャンティ、イアン・マッケイ、ジョー・ラリー、ギー・ピチョットから成るフガジのドラマーであるブレンダン・キャンティはホワイト・レイク・プロダクションズのインタヴューを受けており、再結成の可能性について語っている。
「一緒にやることについては残っているチャンスはある。どんどんなくなってきているけどね。でも、この22年の間も一緒にやったことはあって、週に一度やる時もあった。街ではいつも会うし、再発のプロジェクトなんかには取り組んできたんだ」
ブレンダン・キャンティは次のように続けている。「それぞれのライヴにも何度も行っている。バンドをもう一度やるかは自分が決めることじゃない。自分に決められるんだったら、やっていただろうけど、そんなに簡単なことじゃないんだ」
イアン・マッケイがマイナー・スレットを解散させた後、フガジは1986年に結成され、ハードコア・シーンにおけるDIY精神で知られるようになり、イアン・マッケイのインディ・レーベルであるディスコード・レコーズからすべての作品がリリースされている。その活動はチケット価格を手頃なものに保つことを優先し、シーン内でのコミュニティ作りを重視するものとなっていた。
フガジはそのキャリアで6枚のアルバムをリリースしており、最後のアルバムは2001年発表の『ジ・アーギュメント』となっている。フガジは2002年末にロンドンのO2フォーラム・ケンティッシュ・タウンで3公演を行った後、無期限の活動休止を発表している。
2011年のインタヴューでイアン・マッケイは「再結成公演について途轍もない金額のオファー」があったが、「お金のために一緒にやることはない。一緒にやりたいと思い、時間が許す時だけ一緒にやることになる」と語っている。
2019年にジョー・ラリーとブレンダン・キャンティが受けたインタヴューでジョー・ラリーは次のように語っている。「何事に関しても絶対にないとは言いたくないものだ。だって、未来のことなんて言えないからね。でも、それが起こり得る時間はなさそうなんだ。というのも『昔の曲をやるべきか?』、『自分たちは何者なのか?』『今、何であるのか?』ということに4人で多くの時間をかけて決めなければならない。一緒に集まって、2時間、昔の曲をリハーサルして、ライヴをやって、がっぽり稼いで、家に帰ってくるようなバンドではない」
ブレンダン・キャンティは次のように続けている。「再結成するとしても、それは創造性の精神からでなければならないんだ。一緒にやっても、それは違うものになってしまうんだよ」
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