ポール・マッカートニーは2011年以来となったマンチェスター公演で“Wonderful Christmastime”を披露している。
現地時間12月14日、ポール・マッカートニーはマンチェスターのコープ・ライヴで2024年のUKツアーをスタートさせている。同公演でポール・マッカートニーは1979年発表の“Wonderful Christmastime”を6年ぶりに披露している。
“Wonderful Christmastime”が演奏されたのは2018年12月のUK公演以来で、ユー・シュドゥ・ビー・ダンシング・シアター・アカデミーより子どものコーラスが参加している。ポール・マッカートニーは“Wonderful Christmastime”の演奏前に次のように語っている。「さあ、この季節がやってきたから、ちょっとしたサプライズがあるんだ。準備はいいかい?」
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ポール・マッカートニーが“Wonderful Christmastime”を演奏するのは稀なことで、2018年の前は2016年にアメリカのテレビ番組『トゥナイト・ショウ』で披露しているが、過去10年間で演奏されたのはこれらの機会のみとなっている。
ライヴでは他にソロでのヒット曲やファンに人気の楽曲などが演奏されており、“A Hard Day’s Night”、“Letting Go”、“Blackbird”、“Jet”、“Get Back”、“Let It Be”といった曲も披露されている。
ポール・マッカートニーは2012年発表の“My Valentine”をステージ脇で観ていた妻のナンシー・シェヴェルに捧げている。ポール・マッカートニーはライヴの序盤で次のようにも語っている。「世界中を旅してきたけど、また北部に来られた。戻ってこれて嬉しいよ」
ポール・マッカートニーによる2024年のUKツアーは12月18日・19日にロンドンのO2アリーナで行われる公演で締めくくられる。
ザ・ビートルズについてはサム・メンデスが手掛ける伝記映画で俳優のジョセフ・クインがジョージ・ハリスンを演じると報じられている。先日、『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』で監督を務めるリドリー・スコットはポール・メスカルがポール・マッカートニー役を演じると語っている。また、リンゴ・スターはバリー・コーガンが自身を演じることをインタヴューで示唆している。
4本の伝記映画のプロジェクトは今年2月に発表されており、メンバーそれぞれの視点で描かれるザ・ビートルズの物語になるという。今回のプロジェクトはザ・ビートルズ側が劇映画のために音楽を使う権利と生涯を描くことに許可を出した初めてのもので、「歴史上最も偉大なバンドの物語を語る」ものになるとされている。
『1917 命をかけた伝令』、『007 スカイフォール』で知られるサム・メンデスが4本のザ・ビートルズの映画に取り組むことになる。プロダクション・リストからの情報によると、第1作は2025年7月にロンドンで撮影が開始される予定となっている。
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