エド・シーランはニュー・アルバムが既に完成していることを明かして、その内容について語っている。
エド・シーランは2023年に『−(サブトラクト)』と『オータム・ヴァリエーションズ』という2枚のアルバムを発表しており、両作ともにザ・ナショナルのアーロン・デスナーがプロデューサーを務めている。
今回、『ヴァラエティ』誌の新たなインタヴューでエド・シーランは次のアルバムが完成していることを明かして、スタイル面での変化について言及している。
「『-(サブトラクト)』は明らかにこれまでとはまったく違うレコードで、大きなヒットになるポップ・ミュージックとは無縁のものだった」とエド・シーランは語っている。
次のアルバムがどんな内容になるのかを訊かれたエド・シーランは次のように答えている。「久しぶりに大きなヒットになるポップ・ミュージックに戻った感じがしているんだ。楽しみだよ」
『ヴァラエティ』誌の記事によれば、エド・シーランは既に2曲のミュージック・ビデオを撮影したとのことで、2025年にさらに2本のミュージック・ビデオを撮影する予定だという。エド・シーランは「大規模なプロモーション」の準備を進めているとされている。
エド・シーランは同じインタヴューでリチャード・カーティスが脚本を手掛けたアニメ『あの年のクリスマス』に提供した新曲“Under the Tree”についても語っている。
「典型的なイギリスらしい作品で素晴らしかったし、子どもと一緒に観られるんだよね」とエド・シーランはプロジェクトについて語っている。
エド・シーランはプレス・リリースで次のように説明している。「リチャード・カーティスとは何年も友人で、チャリティで楽しい活動をいろいろやってきた。映画『イエスタデイ』にも両方ともかなり関わっている。2年前に『あの年のクリスマス』のラフを見せてくれて、スケッチと声だけだったんだけど、衝撃を受けたんだ。感動するし、心あたたまる笑いがあって、まさにリチャード・カーティスの映画のようだったんだ」
「子供ができてから、子ども向けのクリスマス・アニメが本当に少ないことに気づいた。だから、これを作って世に出せたら素晴らしいことだと思ったんだよね。この曲は切ないシーンのために書いたんだけど、クリスマスを愛する人なしで過ごす多くの人々にとってリアルなものなんじゃないかな」
“Under the Tree”のミュージック・ビデオはこちらから。
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