テイラー・スウィフトは「ジ・エラズ」ツアーで20億ドル(約3000億円)の興行収入を突破したことが明らかになっている。
21ヶ月149公演に及ぶツアーは現地時間12月8日にヴァンクーヴァーのBCプレイス・スタジアムで行われた公演で締めくくられている。
昨年12月、ツアーの途中段階でテイラー・スウィフトは興行収入が10億ドルを突破した初のアーティストとなっている。これにより今回のツアーは音楽史上、最も興行収入を上げたツアーになると目されていた。
今回、『ニューヨーク・タイムズ』紙は世界全体での興行収入が20億7761万8725ドルとなることを報じている。
この金額は今年8月にロック・ツアーとして史上最高の興行収入を上げたコールドプレイの『ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ』ツアーを含め、これまでの記録の2倍に相当するものとなっている。
ツアーは世界全体で1016万8008人を動員しており、チケットの平均価格は204ドルとなっている。
この興行収入はテイラー・スウィフトのプロダクション会社、テイラー・スウィフト・ツアリングが提供したもので、マーチャンダイズの売り上げやチケットの二次販売の売り上げは含まれていない。
テイラー・スウィフトは「ジ・エラズ」ツアーをまとめた書籍が初週で80万部を超える発行部数を記録したことも明らかになっている。
テイラー・スウィフトは最新作『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』のアンソロジー・ヴァージョンもCDとアナログ盤でリリースされている。アナログ盤はマーブル柄の半透明LP4枚組で、CDとアナログ盤共にボーナスのアコースティック・ソング4曲を含む35曲が収録される。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2025 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.