ケンドリック・ラマーはサプライズでアルバム『GNX』をリリースしてもなお、新曲に取り組んでいると報じられている。
ケンドリック・ラマーは2022年発表の『ミスター・モラル&ザ・ビッグ・ステッパーズ』以来となる通算6作目となるアルバムを11月22日にリリースしている。アルバムはPGラングを通してリリースされた初のアルバムとなっている。
アルバムにはジャック・アントノフ、カマシ・ワシントン、マスタード、テラス・マーティン、サウンウェーヴらが参加しており、クレジットはないもののシザがゲスト・ヴォーカルを提供している。
先週、“TV Off”に参加したラッパーのガンプレイはケンドリック・ラマーが「部屋に用意しているものがある」と語っている。「知っているのは彼がデラックス・ヴァージョンを出すということだね。すごく秘密裏にやっているんだよ」
今回、ケンドリック・ラマーの友人であるラジオDJのDJヘッドはこの噂にさらに火を点ける格好となっている。かつてのレーベルメイトであるアブ・ソウルと共にインスタグラムで生配信を行ったDJヘッドはケンドリック・ラマーの最近の動きについて語っている。「Kドットのやっていることは見ただろ」とDJヘッドは語っている。アブ・ソウルが「ああ、そうだな」と応じると、DJヘッドは「今のKドットはクレイジーなんだ」と続けている。
「あんまり言うつもりはないんだけどさ」とDJヘッドは語っている。「言えるのは、まだ終わりじゃないということで、今、気になっているのはそのことだね。どんな形にせよ聴けることになるんじゃないかな」
アルバム『GNX』は初週で29万1000枚相当のセールスで初登場1位を獲得している。これは今年リリースされたヒップホップ・アルバムにおいて最多の初週セールスとなっている。
一方、ドレイクはケンドリック・ラマーの“Not Like Us”のリリースを巡ってユニバーサル・ミュージックを相手取った訴訟の申し立てを行っている。ドレイクは契約アーティストを標的にした中傷的な曲のリリースを許可して、そのストリーミング数を「人為的につり上げた」と主張している。
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