Photo: Tom Pallant

ザ・キュアーは最新作『ソングス・オブ・ア・ロスト・ワールド』のリリース日に行ったライヴをライヴ・アルバムとして改めてリリースすることを発表している。

『ソングス・オブ・ア・ライヴ・ワールド・トロキシー・ロンドンMMXXIV』と題されたライヴ・アルバムはフィジカル・フォーマットで12月13日にフィクション/ポリドールからリリースされる。アルバムのロイヤリティはすべてウォー・チャイルドに寄付される。

アルバムはCD1枚組、CD2枚組、クリア・ヴァイナル1枚組、ブラッド・レッド・ヴァイナル2枚組、ヴァイナル2枚組といった各種形態でリリースされる。

このライヴは11月1日にロンドンのトロキシーで3000人の観客を前に行われており、YouTubeでも生配信されて、記事執筆時点で220万回以上の再生数を記録している。

ザ・キュアーのメンバーはロバート・スミス、ベーシストのサイモン・ギャラップ、ドラマーのジェイソン・クーパー、キーボーディストのロジャー・オドネル、ギタリストのリーヴス・カブレルス、マルチ・インストゥルメンタリストのペリー・バモンテという布陣となっている。

会場にはグリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロング、レディオヘッドのエド・オブライエン、ボーイ・ジョージ、モグワイのスチュアート・ブレイスウェイト、デュラン・デュランのメンバー、俳優のマシュー・ホーン、コメディアンのスチュワート・リー、ペール・ウェーヴスのメンバー、ジャスト・マスタード、ブライアン・コックス、クリス・パッカム、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのケヴィン・シールズ、ペドロ・パスカルらが顔を見せており、ライヴはセカンド・アルバム『セブンティーン・セコンズ』の45周年も見据えたものとなっている。

ロバート・スミスはマット・エヴェリットによる公式インタヴューでザ・キュアーのもう1枚のニュー・アルバムが「事実上完成している」として、3枚目の新譜も準備中であることを明かしたが、ロバート・スミスはザ・キュアーが2025年にツアーを行う予定だと語っている。

「来年はまた始める予定なんだ」とロバート・スミスは語っている。「本当に2枚目のアルバムを完成させなければならないからね。来年はフェスティバルに出る予定だったんだけど、来年の夏はライヴをやらないことにしたんだ。次にステージに立つのは来年の秋になるね」

「でも、次のアニバーサリー、2028年のアニバーサリーまでは定期的にライヴをやっていくんじゃないかな。2028年も迫ってきているからね。2018年の時も2016年の終わりから考え始めて、『1年半もあるから余裕だろう』と思っていたら、それでも間に合わなかった。だから、もう『2028年は何とかしなければ』と思っていて、ドキュメンタリーとかそういうことを考えているんだ」

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