ビリー・ジョエルは新たなインタヴューで「自分の声は好きじゃない」と語っている。
ジョン・メイヤーが最近開始したラジオ番組『ハウズ・ライフ』に出演したビリー・ジョエルは常に自身の歌唱力に失望してきたと語っている。
「ずっと他の誰かみたいに歌いたいと思っていた。自分の声は好きじゃないんだ」とビリー・ジョエルは語っている。「スタジオに入って、レコーディングをして、コントロール・ルームに戻ってきて聴いてみると『また、あいつだよ』という感じで、常に落胆することになった。どんなにいい曲が書けたと思っても、自分の声が好きじゃないんだよ。ずっと他の人みたいなサウンドにできればと思っていたんだ」
ビリー・ジョエルはそれを回避するためにレイ・チャールズ、スティング、エルヴィス・コステロといった憧れている他のシンガーに思いを馳せるという。「こういう人たちは素晴らしい声の持ち主だよね」
ビリー・ジョエルは今年2月に17年ぶりとなる新曲“Turn the Lights Back On”をリリースした際にも同様の思いについて語っている。
「(プロデューサーの)フレディ・ウェクスラーに『歌っている時は他の誰かのことを考えているんですか?』と訊かれたんだけどさ。『いつもそうなんだ』と答えたよ」とビリー・ジョエルはWBLM-FMに語っている。
「いつもビリー・ジョエルじゃないサウンドにしようとしてきた。自分の声が好きじゃないからね。他のシンガーのほうが好きなんだ。僕はソングライターなんだよ。他の人がこの曲を歌うことを考える。自分じゃなくてね」
今年2月、ビリー・ジョエルはスーパーグループを結成したいミュージシャンの名前を挙げている。
「僕とドン・ヘンリー、スティング、そしてギターでジョン・メイヤーだね」とビリー・ジョエルは自身の考えを明かしている。バンドが実現しなかった理由を訊かれると、ビリー・ジョエルは「まあ、みんな忙しいからね」と答えている。
広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.