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ジョージ・ハリスンはザ・ビートルズの初期に使ったギターが127万ドル(約1億9500万円)で落札されている。

このレゾネット・フューチュラマは1959年にリヴァプールの楽器屋でジョージ・ハリスンが購入したもので、少なくともザ・ビートルズのライヴにおいて324公演で使用されている。

ジュリアンズ・オークションは60万ドルから80万ドルの値がつくと試算していたが、これまでのオークションでも最高値となる価格で落札されている。

このレゾネット・フューチュラマはザ・ビートルズの初期のスタジオ音源でも使われており、ジョージ・ハリスン、ジョン・レノンポール・マッカートニーが最初の商業レコーディングとして参加したトニー・シェリダンが1961年に発表したシングル“My Bonnie”でも使用されている。このギターはザ・ビートルズが1961年にレコーディングした“Cry For A Shadow”の作曲にも使われている。

このギターは現地時間11月20日・21日に開催された「プレイド、ウォーン&トーンII」というオークションに出品されている。オークションにはザ・ローリング・ストーンズ、ポール・マッカートニー、エリック・クラプトン、ニルヴァーナにまつわる品々も出品されており、プリンスが1986年の『パレード』ツアーで使ったギターは38万1000ドルで落札されている。

ザ・ビートルズについてはディズニープラスで11月29日より1964年に関するドキュメンタリー『ビートルズ ’64』が配信されることも決定している。本作ではアルバート・メイズルス&デイヴィッド・メイズルスが撮影した貴重なドキュメンタリー映像が使われており、ニュージーランドのパーク・ロード・ポストによって4Kに修復されている。

『NME』では監督を務めたデヴィッド・テデスキによるインタヴューも公開しており、アメリカのファンから受けた熱狂的な反応について次のように語っている。「直感的な体験だったから、どう言葉にしていいか分からなかったんだ。だから、彼女たちは叫んでいたんだよ」

また、ザ・ビートルズはサム・メンデスが監督を務める4本の伝記映画が製作されることも決定している。この映画は2027年の公開が予定されており、今回のプロジェクトはポール・マッカートニー、リンゴ・スター、ジョン・レノンとジョージ・ハリスンの家族とアップル・コアが劇映画のために音楽を使う権利と生涯を描くことに許可を出した初めてのものとなっている。

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