アデルがテレビ番組「エレンの部屋」で自身のグラミー賞でのパフォーマンスを「恥ずかしい」と振り返るも、同番組冒頭で完璧な“All I Ask”を披露している。
アデルは米テレビ番組「エレンの部屋」に出演し、グラミー賞授賞式での自身のパフォーマンスが音響トラブルのせいで台無しになった件を、トレードマークの高笑いと共に「恥ずかしく思った」と明かしている。
「翌朝、イギリスの人たちは『まだ君を愛しているよ、心配しないで』っていう感じだったの」と言って彼女は笑っている。「私のほうは『私、みんなにまだ私を愛してるか聞いてないけど、でもありがとね!』っていう感じよ」
アデルはさらに、彼女が“All I Ask”を歌っている時に起きたあのギターのような妙なノイズは、ピアノの上に倒れたマイクが原因だったと説明した。彼女は何が問題を引き起こしたのかはっきりと分かっており、そのマイクをどかしたかったものの体が動かなかったという。
「ジャスティン・ビーバーが舞台裏でリハーサルしている音じゃないのかと思った人もいるけど、そうじゃないの」とアデルは説明している。「彼とは仲良しよ」
その他の点では自身のステージはうまくいったと言い、「私はいつもちょっと音程が外れるのよね」と認めている。番組の観客が笑うと、彼女はわざとメロドラマ風に「本当よ! 感情がそうさせるの」と主張している。
しかし、アデルはあのパフォーマンスのせいで翌日のほとんどを泣いて過ごしたという。それでもハンバーガーとビールで自分を慰めたと語った。また次のようにジョークを付け加えている。「フェアに言って、私はすごくうまくやったとしても泣いたと思う。とびきりのパフォーマンスだったとしても私は泣いたわ。私、泣き虫なの」
「エレンの部屋」での“All I Ask”のパフォーマンス映像はこちらから。
今年、アデルは大成功を収めた昨年のアルバム『25』を引っさげてツアーに明け暮れる予定ておなっている。この春はUKとヨーロッパを巡り、その後、1年の残りの大半は北米を縦横無尽に移動するという。彼女の北米ツアー初日は7月5日、ミネソタ州セント・ポールのエクセル・エナジー・センターでのライヴとなっている。
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