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クインシー・ジョーンズはロサンゼルスで家族葬によって埋葬されている。

クインシー・ジョーンズは現地時間11月3日にカリフォルニア州ベルエアの自宅で亡くなっており、それからちょうど1週間後に埋葬されている。享年91歳だった。より大規模な追悼式典が後日行われることも予定されている。

家族はAP通信に対して「こぢんまりとした葬儀にはクインシー・ジョーンズの7人の息子、兄弟、2人の姉妹、そして近親者が参加しました」と語っている。

葬儀が行われた墓地については明らかにされなかったが、「世界中の友人やファンからの弔意と賛辞に大変感謝しています」と家族は述べており、「クインシー・ジョーンズの生涯を称える追悼式の詳細は後日発表されます」としている。

クインシー・ジョーンズについては訃報を受けて、多くの追悼の声が寄せられている。

長年のキャリアを通してクインシー・ジョーンズはフランク・シナトラ、レイ・チャールズ、マイケル・ジャクソンと仕事をしてきており、マイケル・ジャクソンの『オフ・ザ・ウォール』、『スリラー』、『BAD』といった作品をプロデュースしている。『スリラー』は今も史上最も売れたアルバムとなっている。

1985年には豪華スターが共演したチャリティ・レコード“We Are The World”をマイケル・ジャクソン、ライオネル・リッチー、プロデューサーのマイケル・オマーティアンと共に手掛け、エチオピアの飢饉救済のための資金を寄付している。

ポール・マッカートニーはクインシー・ジョーンズに追悼の意を表しており、「彼は常に目に輝きがあり、知り合い全員に広がるような非常にポジティヴで愛あるスピリットを持っていた」と述べている。

また、娘である女優のラシダ・ジョーンズも自身の思いを公の場で綴っている。「父は大人になってからずっと夜型だった。高校時代から始めた『ジャズアワー』を続け、一度も振り返ったことはない。小さい頃、夜中に起きて父を探したものだった。いつも必ず家のどこかで作曲をしていた。昔ながらのペンと楽譜で。私をベッドに戻そうとしたことはなかった。笑って、腕に私を抱えながら、仕事を続けていた。私にとってこれ以上安心できる場所はなかった」

「彼は巨人だった。アイコンだった。カルチャーを変えた天才だった」とラシダ・ジョーンズは続けている。「すべて正確に父を表す言葉だけれど、彼の音楽、その作品すべては愛のチャンネルだった。彼こそが愛だった。彼は会った人全員に愛され、理解されていると感じさせた。それこそが彼の功績だった」

「幸運にもその愛を間近で体験することができた。彼のハグ、キス、無条件の献身とアドバイスを求めることになるでしょう。父さん、あなたの娘でよかった。あなたの愛は永遠に生きていきます」

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