オアシスは2025年に南米で行われる再結成公演の日程を発表している。
リアム・ギャラガーとノエル・ギャラガーは来年の夏に2009年以来となるオアシスのライヴを行うことが発表されており、UK&アイルランド公演から始まる予定となっている。その後、オアシスは北米公演を行った後、ロンドンのウェンブリー・スタジアムで追加の2公演を行う予定となっており、メルボルン公演とシドニー公演がそれに続く形となる。
今回、オアシスは16年ぶりに南米公演が行われることが発表されている。公演は11月15日から23日にわたってアルゼンチン、チリ、ブラジルで行われる。
オアシスは各国ごとにメッセージを発表しており、アルゼンチン公演に向けて次のように述べている。「偉大なる国であるアルゼンチンの人々。オアシスがリヴァー・プレートに帰ってくる。来てくれ」
ブラジル公演に向けては「ブラジルの人々。カーニヴァルは終わったけれど、注意して準備してくれ。オアシスがもうすぐ会いに行くよ」と述べており、チリ公演に向けては「チリの人々、準備してくれ。兄弟がやってくる」と続けている。チケットは11月13日に一般発売される。
先月、『NME』は2025年にヨーロッパ以外で再結成公演が行われる都市を独占的に報じており、あとは韓国と日本で公演が行われるとしていた。
オアシスのUK&アイルランド公演はロンドンのウェンブリー・スタジアムでの7公演、マンチェスターのヒートン・パークでの5公演を含むもので、リチャード・アシュクロフトとキャストが出演することも決定している。
キャストのフロントマンであるジョン・パワーは『NME』のインタヴューで「これは仲間からのお墨付きだと思うし、すごく有り難く思っているんだ」と語っている。「俺も最高の状態で歌って、演奏しているし、ツアーに参加している他のアーティストもみんなそうありたいと思っている。リアムもノエルもバンドも、とてもポジティブな雰囲気になることが分かるからね。ネガティヴなことの居場所はない。参加する全員が知り合いだしさ。素敵なことだよ。すべてのバンドがシームレスに入れ替わって、最高のことになるはずだよ」
先日、リアム・ギャラガーはオアシスが2025年のグラストンベリー・フェスティバルに出演しない理由について言及している。
リアム・ギャラガーは「グラストンベリー・フェスティバルでやることを再検討してください」というファンのツイートに対して次のように応じている。「しないよ。腰抜けばかりだからな」
また、リアム・ギャラガーはオアシスが2025年に行う再結成公演についてドキュメンタリーは作られないと語っている。
再結成の発表後、復帰までの道のりや大規模なライヴを記録したドキュメンタリーの制作が進められていると報じられており、『ザ・サン』紙は1970年発表の『レット・イット・ビー』の制作過程を描いた『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』のようなドキュメンタリーで来年夏のツアーに向けたノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーの姿をアップルTV+の首脳陣がカメラに収めようとしていると述べていた。
しかし、今回リアム・ギャラガーはそれを否定しており、ドキュメンタリーがあるとしても「俺は出演しない」と述べている。
ドキュメンタリーの撮影は行われているのかを尋ねた質問に対してリアム・ギャラガーは次のように答えている。「一つもやっていないよ。いずれにせよ俺は出演しない。俺がやろうとしているのはライヴで、このバンドについては十分語られてきたし、ぺちゃくちゃ喋ったり、けんかをしたりするんじゃなくて、ロックしてロールする時なんだよ」
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